ほのぼのした雰囲気の中に散りばめられた薄気味悪さ
主人公のことが好きな妹というのは定番の設定だが、この作品の妹にはヤンデレとは違った気持ち悪さを感じました。
年齢に比べて未発達な精神と外見、唯一の肉親としての強い依存関係、2人の関係への周囲の拒絶なども相まって妹ルートでは背徳感と不安感を味わえます。
最近はライトな妹ルートが多い中で、こういったベビーさはある意味新鮮でした。
また本編後に考察サイトを見ると、プレイ中は気づかなかった設定や仮説が紹介されているので、初回時とは異なった印象を持って再プレイしてみるのも良いかもしれません。