感動はないが愉快ならば売るほどある、そんな作品。プレイ直後の満足感はかなりのもの。
冷静にシナリオ評価するなら◎があげられるのは
カニルートとなごみルートの二つだけで後は可もなく不可もなく。
しかし彼女達ヒロインの真価は主役ではなく脇役にある。
どいつもこいつもアクありクセありの良キャラ揃いで日常パートが面白くて仕方ない。
これにフカヒレ、スバルという強烈な男性キャラのアクセントが入ることで
つよきすを学園コメディの傑作たらしめている。
万人向けのタイトルではあるがヤンデレトラップ佐藤さんを筆頭に
姫、祈先生あたり拒絶反応を示すかもしれない毒があるのも確か。
88点は全キャラ楽しめたからこその数字なんで
全部を受け入れられない人にとっては70点の作品かもしれない。