タイトルに偽りなしの鬼畜の所業。ですが、鬼の目にも何とやら？
鬼畜な主人公の毒牙にかかりヒロイン達が容赦なく犯されていく凌辱ゲーです。
主人公は素行不良で都会の大病院から追放された若い医者です。その後、田舎の病院に勤める事となるのですが
これを好機と考えた彼は、普段は医者として振る舞いながら獲物(好みの女性)を探しては凌辱の限りを尽くしていく、
という内容になります。病院が舞台で主人公が医者と言えば夜勤病棟の比良坂先生を思い出す人もいるかと思いますが
今作の主人公に対する周囲の評価は彼とは正反対で、性格は冷静で立ち振る舞いもスマートであり医者としても有能、
院長や同僚や看護師、患者や地元民からも信頼が厚い存在として描かれています。しかし内に秘めたサディズムは
比良坂先生に負けず劣らず、特に興味を失った獲物は容赦なく切り捨てる非情さには感心さえ覚える程ですｗ
とは言え、タイトル画面に登場するメインヒロイン(！)の美麻ちゃんの個別エンディングでは彼のこれまでとは違った
一面も描かれており、そんな彼女をタイトルに起用した事からも某ＢＪ先生を意識した人物像なのかと感じました。
(幼女相手にヤることはヤってる訳だし某BJ先生とはかけ離れた存在である事は間違いないですがｗ)
今作には総勢22名もの女性陣が登場しますが、個別エンディングが用意されているメインヒロインは限られており、
他のキャラ達は主人公の気まぐれで被害を受けた獲物という感じです。その属性は美麻ちゃんの様な幼女を始め
双子、未亡人、おねショタ、百合、褐色肌、近親相姦、果ては女性エロ漫画作家(！?)と幅広く取り揃えられています。
メインヒロインの方は、看護士たちは職場の人間関係に軸を置いた愛憎と官能が入り乱れた人間ドラマが描かれ、
主人公の下宿先である院長家の三姉妹は、主人公の手によって調教されていき徐々に快楽の虜に堕ちていく過程が
丁寧に描写されており、メインとサブとでそれぞれ違った趣向の凌辱プレイを楽しめる作品となっています。
ディスクレスで遊べるのもいいですね。シーン観賞も豊富なので抜きゲーとしても使い勝手が良いです。
不満点を挙げるならば、本作は単純なADVなのでSLG的なガッツリとした調教に介入できる要素はありません。
特にサブヒロインはそれぞれにシチュエーション別の単発的なエッチシーンがあるだけとなっています。
三姉妹の調教にしてもあくまで物語的な流れの事であり、行為の最中に僅かな選択肢が用意されているだけ。
それとキャスティングに関しては一部のキャラの見た目と声の印象でギャップを覚える事があるかもしれません。
(登場人物の年齢が幼女から熟女とかけ離れてる為、声色を使い分けるのが厳しかったんだと思いますが…)
あとメインヒロインの誰か(三姉妹の内の誰かだったかな？)の音声にNGシーン(演技について相談する内容)が
間違って入ってる部分がありました。後発のStandard Editionの方では修正されているんでしょうかね？
個人的には今でもお世話になっており、上記の不満点も特に気にする程の事でもないお気に入りの作品です。
抜きゲーっぽい見た目とは裏腹に結構なボリュームな事に加えて、少しだけ分岐が分かり難い所があったので
手軽に遊びたいという人からすると少々歯ごたえを覚えるかもしれませんが凌辱系が好きな方で絵柄が好みであれば
買って損はないかと思います。作風的に大っぴらに人に勧められるものではありませんがｗ