とにかく無理矢理ヒロインを犯すだけ。それを割り切れるかどうかで評価が分かれる作品。
典型的な凌辱ゲーです。大富豪の息子である主人公が父親の権威によって得たヒロイン達の弱味を餌にして、
肉体関係を迫って追い詰めていき快楽によって身も心も堕として性奴隷とするのが本作の流れとなります。
ゲーム進行としてはその日に凌辱するヒロインを選び、行為の最中は選択肢を選んでいき女の子の快感を高めると
潮吹きゲージが増加し満タンになると絶頂するという感じ。ぶっかけセレクトによって顔、胸、腹、中と
射精する場所を選べる他、今作は汁の描写に拘っておりゼロから汁まみれまで好みで設定する事ができます。
又、ヒロインにはそれぞれ弱点がある事がイベントによって発覚し、選択肢を選ぶ際に絶頂へ導くヒントになります。
ヒロインは確か6人かな？シチュエーションが複数用意されていますが、上記のシステムにより工程に変化が生じる為
嫌がる相手を絶頂に導いたり、逆に相手を一切感じさせずに苦痛を伴う強姦まがいのプレイもできるので
周回プレイ時にその差異を楽しむ事ができます。スキップ機能も未読/既読を判別してくれるので快適と言えます。
こういった細かな部分でユーザーへの配慮がなされている点は当時の作品としては評価に値すると思います。
不満点は「プレイヤーが能動的に関われない」事でしょうか。そもそもヒロインと学校で鉢合わせしなければ
その日はプレイする事ができない為、弱味を握って関係を迫る割に受動的な印象が否めず設定と剥離しています。
用意されたシチュエーションも選択性ではなく、プレイヤーは主人公の行為を選ぶだけなのでやらされてる感が強く
もっと積極的に凌辱を楽しみたいという人には物足りないかも？個人的にはもう少し自由に介入したかった。
前述の弱点も単に潮吹きメーターを有利に増やす為にしか使えてないのも少々勿体ない感じです。
ヒロイン毎のエンディングも基本的には「大体同じ」です。要は「都合のいい肉便器になった」ってだけ。
そもそも物語と呼べる程の奥深い設定とか伏線とかストーリーラインがある訳でもないので当然ではありますが…。
シーン観賞モードのCG達成率を高める為だけに他のヒロインを攻略していくのは少々白けてしまいました。
全員屈服させるハーレムエンドも典型的な凌辱ゲーの流れで新鮮味は皆無、益々作業感が強くなっている気がします。
絵柄も作風も人を選ぶかもしれませんが、ヒロインの属性が清純・ロリ・ツンデレ・内気・メイド・教師と幅広く
用意されており、豊富なシチュエーションで強姦される彼女達が快感を覚えて乱れていく過程は興奮します。
声優さんの演技も個人的には高評価です。特にツンデレお嬢様の華憐が弱弱しく堕ちていく演技は凄く燃えましたｗ
難易度も高くないので凌辱ゲーに興味がある、シンプルに抜きゲーを求めている方には向いている作品です。