舞台を同じくする、4編の短編集。
1人の主人公と1人のヒロインの物語り
ファンタジーですが舞台についての理由付けを楽しむ物ではなく
もしこう言うことがあったら?というドラえもん的なお話
舞台がしっかりと効果を発揮しつつも、でしゃばりすぎてないのが上手いです
story01:
1話目ということで舞台設定を素直に生かしたお話
2mと言う微妙な距離でのやり取りが楽しく、お約束なEDもきっちり描いています
なんだかんだでああいう締めかたは大好きです
story02:
ループする世界ですが、それを無しにしても十分成り立つお話
それを良しと思うかは人次第。
個人的には、シナリオとしては悪くないけど、サナララの中ではちょっと浮いてる気がします
story03:
最初に流れるカレンダーがだんだんと効いてくるお話
個人的に劇中劇に弱いのもあいまってかなりしんみりさせられました
EDは短編だからこその綺麗な終わらせ方と言えるかもしれない
story04:
サナララ。独裁スイッチな世界
発売日のドラが独裁スイッチネタだったのはこのシナリオにとって良かったのか悪かったのか
主人公が3話とちょっとかぶるかなって思います
2人の世界の捉え方の違いと、サナララのくだりが好きですね
最終話と言うことですが特に締めと言うお話では無いです