雨をモチーフに、上手く雨を使った印象。精神病と言うナーバスな問題に、果敢に挑んだ作品。
個人的にはプラス10点をつけたいほど好きな作品です。印象的なシーンは悠が母親の氏を知ったシーン。告げた主人公の気持ちを推し量り、必死に感情を押し殺そうとしてる姿は良かった。普通のシナリオですと、主人公がヒロインを救うのが多いが、これは主人公も傷付いており、ヒロインを救うのに自虐的に笑ったりと他の作品と一線を隔する。悠も自分を変えようと必死に努力していて、お互いに癒すことで癒される関係になってるところが、面白かった。また、他のシナリオもギミックをつかったり、工夫が見られる。ただサブヒロインは、どちらとも他のヒロインに負けず抱えているが、おまけになっているのが惜しいと感じました。