「ゲーム脳」について書いた話だと思いました。
抽象的で主観的な話ですので、バカの戯言だと思っていただくとありがたいです。
点数はコーダイン分不足により1点減点という感じで。
えっと自分、どの章の主人公にも感情移入できっちゃったわけですが、
王雀孫狂ってるっていう奴なんなんだよ。彼ほど心理描写に長けている
ライターはそういないぞ。なんて思うわけですが。
考えてみた結果、自分がゲーム脳だからそう感じるんじゃないかと、思ったんですよ。
一般的に現実と空想(ゲーム)の区別がつかない者をゲーム脳とすると
定義して書かせてもらいたいと思います。
自分語りになってしまいますが、小中学校あたりに比較的いじめられてて
ゲームに現実逃避していたんですが、ゲームの中での楽しい生活があるから
現実で数時間我慢すればいいだろと耐えていたこともありました。(今でもあります。)
その反動かどうかはわからないですが、ゲームでのセリフをリアルで口走ったり、
主人公やカッコいいキャラクターの言動を真似たりしていたことがあったので、
(いまでもそうなのかもしれません。)
主人公、羽田鷹志の行動や発言は痛いほどわかる気がします。
思うに、「タカシ」の性格が自分のようにゲームに逃げて心の痛みを忘れた素に近い
性格で、「鷲介」や「隼人」はゲームの中の憧れのキャラクター、
「伽楼羅」は現実でアクションゲームのようにめちゃくちゃな行動を
してみたいという衝動なのではないでしょうか。
自分は多重人格ではありませんが、気持ち的に楽になったり、楽しくなる場面では、
「タカシ」や「鷲介」、「隼人」や「伽楼羅」に似たキャラクターになりきる
ことがあります。羽田鷹志はそのなりきりのレベルが高く、自分すらも騙せちゃう
だけなんじゃないかと思います。
羽田鷹志は守らなければいけない相手がいるので、多重人格を直そうと
試みたようですが、カケルのように、享楽的に誰かになりきりたいものの
自分を騙せるほど、なりきりがうまくないタイプの人間からしたら、
憧れの存在なのかもしれません。自分も若干こっちよりです。
ゲーム脳の解消が正義とするならば、小鳩エンドが正しいエンドなのでしょうが、
自分は、三人のうちだれかが幸せになる、他ルートもありなんじゃないかと思います。
他人も騙せるキャラクターなら完璧ですよね。
そういった意味では伊丹伽楼羅ルートもほしいような気がします。
ゲームでゲーム脳について扱っている作品だと感じたため、自分でもなに言ってるか
わからない面がありますが、
彼らには翼はあるかもしんないけど、自分は一生懸命に羽ばたくのはダルいから
これからも彼らの羽ばたくさまを見ていくことにしたんで新作もよろしく。
という感じですかね。
でも。俺つばがゲーム脳をテーマにした作品なら、ゲームやったことなさそうな
コーダインはFDでも攻略できないことになるんだよな‥‥。それはまずい‥。
く つ が え す
ごめんなさい。俺つばゲーム脳説は俺の妄想でした。事実無根でしたのであしからず。
もうそうもうよそう。