確かにタカヒロとジャクソンなんだけど…混ぜるな危険だったんですかね。
タカヒロ作品のサブキャラもおいしく攻略できちゃう利点と
ジャクソンの童貞主人公は混ぜていなかったようです。
トラウマ設定を引っ張ってきたり、淫乱肉奴隷とかしめやかに失禁はジャクソンテキスト。
なんでしょう、酷い言い方をしてしまえば王雀孫の作品は
非リア充ないし捻くれ物が女の子と出会って恋をするんですよ。
桜井舞人も羽田鷹志も大蔵遊星もいわば「恋愛否定組」です。
まあ恋愛否定組の人もいるかもしれませんが、恋愛できない恋愛したことがない人の
共感を得て人気になるタイプの主人公たちだと思います。
タカヒロは、友達同士の関係性を描くのがうまいですね。
タカヒロ作品のサブキャラを攻略したいのって、
正直な話、女友達とあわよくばエッチしたいっていう邪なアレだと思います。
日本では、男性がハーレムを作っているとたいてい嫌われます。
過去のタカヒロ作品ではつよきすにちょこっとありましたが
あれは、よっぴーの性癖が凄まじいのでそっちに目がいってしまいセーフでしたし
マジコイは大和が主人公として共感を得られているのもあると思いますけど
基本的に強い女の子への対抗策としてのエッチなので、1対多でも
不思議と不快感がありません。(自分だけかもしれませんが)
まあ、エロゲーなのでハーレム主人公死ね。っていうのは無粋な話です。
では何故この主人公がハーレム築いてると不快なんでしょうか。
月に寄り添う乙女の作法のVFBの王雀孫のインタビューを引用すると、
朝日のキャラメイクには細心の注意を払いました。まず、この手のジャンル
(女装メイドモノ)を苦手とする方々にその理由を訪ねてみると、
"女のフリをする男"や”女子にヘーコラする男”、あえて下種な言い方をするなら
"軟弱カマ野郎"なんかには感情移入したくないというのです。
”女子にヘーコラする男”→ん?タカヒロ作品の主人公全般のことかな?
"女のフリをする男"→女顔のかわいい弟系
はい。自分の中でこの主人公は軟弱カマ野郎に分類されました。
女顔の弟系での成功例として自分が知ってるのは、相川真一郎くんなんですが(やけに古いな)
彼とこの主人公は似てる気がします。女って馬鹿にされるとキレたり。
なんで、真くんが嫌われなかったかというと、この主人公には運がなかったといいますか
タカヒロ作品は女の子が強すぎて、ピンチらしいピンチでも自分で勝っちゃうんですよね。
真くんは女の子のピンチで助けようとするのは一緒ですが、相手もそこそこ強いので
戦う上でちゃんと助けていたと思います。
姉、ちゃんとしようよ!は作品としては有名ですが、イマイチ評価が高くないのは
主人公が軟弱カマ野郎なところがあるんですよね。
理由もなく年上にモテる。童貞桜井舞人が一番嫌いなタイプです。
今回はそれにジャクソンの悪い癖、エッチシーンでつまらないギャグを言い出す。
というのも確認されました。
最後にすごく酷できわめて主観的なことをいうと、小倉朝日に抵抗感がないわけでは
ありません自分。でもこの美しさなら性別関係ないかな。って思ってしますんです。
今回の主人公にそれはありませんでした。
正直、変に女性的でキモい。
この作品は展開の薄っぺらさは当然ですが、なんでこんなキモいカマ野郎が
こんなにモテるの?っていう抵抗感からそれほど面白く感じないプレイヤーが多かったのではないでしょうか。