低価格抜きゲーなのにストーリーがあるということ自体評価できるが少し安直で尺足らず。でも低価格では合格点だと思う。ロリコンの欲望について少し考えさせられた作品。
ロリコンは基本的に処女が好きという前提で話させてもらうが、
猫堂かりんは処女性があるかというと怪しい所。
初対面の主人公に処女をささげるなんて、軽い子なのかな。と思ってしまった。
しかし、悲しいかなロリコンのサガで出血と処女だと思うだけで抜いてしまう。
まずここで自分の欲望が悔しくなる。
ビッチではないがH大好きな子ということで序盤の迫られるシチュで抜いてしまう。
ここが一番楽しかった。膜があるだけで、世界がループしてるなり、
来訪者の欲望を満たすサキュバスなのかもしれない。なんてHな子だ。
中盤に差しかかるにつれ、ロリコンであろう主人公が強引に欲望を満たすシーンが増えてくる。
自分は小さな子が好きだがレイプは嫌いだ。この辺は少しうんざりしている。
ロリに優しくないロリコンは嫌いだ。
終盤、何かに気づいたシーンで終わったぞ?これはもう一週ある。
再度その選択肢へ。
猫堂かりんは主人公の幼馴染で霊だと思っていたけど、
実は死んでなくて思念体で主人公とイチャイチャしてましたー。
主人公が溺れそうになった所で気持ちを告げ、告白は成功。
現実社会で何故か小さい体のまま再開。実体でも二人は結ばれて、晴れて恋人同士になったのでした
めでたしめでたし。
かりんは、ちゃんと処女だし、なんなら幼馴染同士で結ばれてでよかったね!
となるほど、素直だったらエロゲーなんてしてないんですよ。なんならロリコンにもなってなかったかもしれない。
個人的なストーリーの好みになるが、猫堂かりんには雪さんよろしくマヨイガに連れて行って
永遠の世界で二人でイチャイチャしていてほしかった。
なにより実は死んでなかったとか、霊体じゃなくて残留思念みたいなものだよ。
というのをゲームの最後に「本人たちが説明する。」これはゲームとしてやっちゃいけない。
ゲームである以上、プレイヤーに少しは考えさせなければならない。
しかし、抜きゲーメインでやっているライターの方はプレイヤーにできるだけ考えさせないで
状況を把握させるのが抜きゲーの、オナニーに集中してもらうためのゲームの
シナリオの書き方だと思うとおっしゃっていてそれも一理あると思う。
このように批評空間のエロゲオタがああでもないこうでもない。こうしてほしかったと
考えるだけでこのゲームはちゃんと「ゲーム」しているんだと思う。