妹ゲーのひとつの到達点なのかもしれない。
実妹との関係は背徳感が重要だ。と何回か言ってきましたが
同時に恋人ではなく兄と妹の関係を続けたまま暮らし続けてほしい。と、言ったこともあります。
このゲームをプレイする限りそれは矛盾していることなのかもしれません。
思うに背徳感や禁忌とは、非日常です。
自分のような妹のいないものは近親相姦という非日常にスリルを感じるのでしょう。
思うに兄と妹の関係とは彼らにとっては日常です。
日常的な兄妹の関係の中に近親相姦という禁忌が加わることによって
日常が非日常に変わり、やがては恋人の関係に逃げ場を見出すのでしょう。
まつさんがおっしゃるとおり、今作では背徳という要素を排除しています。
排除することによって、親バレ身内バレなどの障壁が消え、
兄と妹との関係が崩れない状態になっているのでしょう。
将来的に自分たちは子どもを作るのだろうか。作ることは許されるのだろうか。
といった葛藤を排除した、子供がじゃれあうような関係。
抜きゲーだろうからといって舐めてプレイしていましたが、
ピロートークシーンに気合を入れてるあたりからもシスプリの妹との添い寝のような
ドキドキ感があるとおもいます。
ひたすら妹といちゃいちゃするだけの萌え抜きゲをつくる上でひとつの指標となるべき
作品のように感じました。
とっ、到達点って言っただけで、別に完成系とか至高とか言ってないからねっ。
あたしはあくまでも背徳スキーなんだから勘違いしないでよねっ!
あえて空気読まないツッコミをさせてもらうと、タイトルの割に普通にH中に右手使ってたな。
っていうのと、お兄ちゃんはボーイッシュ系の妹もそろそろ食べたい頃だよ。
っていうのだけは言っておきたいです。
定期的に癒されにくると思います。そんなゲーム。