UI周りがコンシューマレベルまで大幅UPし、PC版で説明不足だった箇所はわかりやすくなり、追加されたシナリオとCGも結構な量。エロは無いが完全版と言っていい出来だった。 続きはネタバレ含む変更点まとめ
◆変わったところ
・フローマップが整理され、2段階方式になったおかげで視認性大幅向上
・キーワード選択画面の大幅変更。カテゴリ順ソートが可能になり、またカテゴリ別アイコンがついてとても選びやすくなった
・キーワード受け付けシーンになると画面全体にお知らせエフェクトが入り、うっかり見逃すことが無くなった
・エフェクト追加により投げたキーワードの正誤がわかりやすくなった。（緑＝正解 黄色＝正解、分岐 赤＝失敗）
・主人公がサキに執着する理由がテコ入れされた
・美月のエンディングが追加ルートに統合された
・Hシーンがあったところは全カットか健全なスキンシップに
・「全てを無かったことにする」の入手の際、それを使用する必要が無くなった。（キーワード入手後飛べる）
・ヒント使用回数のリセットには、舞さんとの関係ではなくフローマップのリセット↑が必要になった。
◆追加要素
・サキ視点の前日譚
・美月＆美星中心の後日談（八日目）
・新規CG 27枚（たぶん）
・紅茶の湯気
・舞さんのお見送り
・舞さんと一緒に紅茶タイム
（※2015/5/11追記）
・舞さんと夜のさつき丘でデート（CG無し）
・舞さんとの会話をいくつか新規追加
PC版は試作版かと思うくらい、UIが大幅に改良され、大変遊びやすくなっていました。
そのおかげで少しだけ難易度下がってます。手間がかからなくなったというかｗ
ただし追加ルートの開放は超難易度。攻略情報かゲーム内ヒントが無いと、舞さんを起こす以上に無理ゲー。
加筆されたのはほぼサキと美月＆美星に関する部分。それと舞さん。
追加ルート2つは結構な長さでした。蛇足気味だった「狂った世界」がきちんと料理されたのが印象的。
新規CG担当は雪月竹馬さんと水上凛香さん。（たぶん）
美月と美星以外は若干キャラが幼く拙さも感じるものの、皆可愛いのでよし。一葉なんかは本編より可愛い。
まさしく完全版といった具合のCS移植でした。
PC版をプレイ済みで、追加要素にのみ興味がある場合は物足りなさを覚えそうではありますが、
未プレイの人、
古色迷宮輪舞曲という作品が好きな人、
あるいは美星の扱いに不満があった人にはおすすめできると思います。