個別ルートに期待して購入。期待していたものは無かったけれど、かなり満足できました。
ドラクリウスの発売が2007年5月だったのかと昔を回顧しながらプレイ。
なんだか懐かしくなりました。
やっぱり個人的に2007年で良作に入るよなぁと思いながら。
PS2の追加部分については、新キャラ晴のルート、トゥルールートのクェスとのバトルの時に分岐でそれぞれ別のトゥルーエンドへと分岐。
決してハッピーエンドというわけではなく、やや苦かったですが。
移植時には追記、訂正が入るかなと思っていた貧弱なリアンルートに、後半の尻すぼみっぷりはまったく改善されてなかったのでその部分はがっかりです。
個別ルートが追加されてるのでは?と淡い期待をしていただけに個別ルートが完備されていなかったのもがっかり。ベルチェルート欲しいんだけどな・・・。
相変わらずイド様小物だな・・・6千も能力もってんだろう?といいたくなることしかり。
蒼虎しか使わないし・・・。
グノー叔父さんと戦うあたりから操の吸血探偵JUNの本の中身と考えれば、意図的にしょぼくしたのかな?と好意的解釈ができないことも・・・ないです。
トゥルーの方は後半の描写不足が、トゥルー分岐でそれぞれある程度仮定が描写されており、補完できていたように思います。
ライターさんはすごくうまいと思うのにどうしてこんなに風呂敷をたたむのが下手なのだろうか。
そこだけが惜しくてなりません。
さて、システム周りはチャプタースキップ、場面の巻き戻しなど、その他基本的な部分は搭載されていて、かなり便利でした。
プレイ時間は20時間前後。
ルートはリアン、トゥルー1,2,3、晴、ルートがあり、ストーリーは原作からエロを抜いて、選択肢で分岐をくっつけた感じです。
背中にもう一本手を移植した感じでしょうか。痒いところに手が届くようになったけど、灯台元暗しというか逆に死角ができてるというか・・・
グロについては(いうほどでもないが)おそらくほぼそのままでしょう。
エロについては抜かれているせいでシーンについてやはり違和感が残りますが。
晴のルートについても、短い上に晴ルート以外で晴や美土理がまったく登場しないので、他のキャラとの掛け合いがないので、キャラクターに深みがない、そもそも個別ルートが短すぎるなど、気になる点はかなりありました。
リアンが戦闘力にならないのでシナリオで空気過ぎます・・・。
苛められっ子すぎて少し可愛いです。
リカさんは相変わらずの良質のツンデレを見せてくれました。
これほどのツンデレに出合ったことは無かったですね。というかツンギレ?キレデレ?
ゼノさんは相変わらずの良キャラですね。
リアンの美味しい所は大方持って行ってるといっても過言ではないでしょう。
ベルチェは俺の嫁です。異論は認めません。
ロリババアでいて、攻められると弱いっている初々しさがとても可愛いです。
晴については、まぁ居てもいいんじゃないかな?能力についてはご都合主義過ぎてなんとも。その私服はもはやキモイです。
まぁなんだかんだと言いながらかなり楽しませてもらいました。4日でクリアしましたし。
しかしやっぱり物足りない。
もうちょいボリュームがあればなぁ・・・。
めろめろきゅーとから新作もリリースされているようですのでそちらに淡い期待をしつつプレイしようかなと思っています。