楽しめました
AXL作品初プレイです。
主人公女装モノという事でしたが、思ってたよりすんなり話しに入り込めた。
有里の存在が大きかったかなーっと。妙子だけではなく、修史としての会話も楽しめました。
共通ルートと個別ルート。
やはりシナリオの長さがこれだけ違ってくると、終盤は物足りなく感じました。
スキップ関係は優秀なのですが、個別ルートに入った途端にアッサリ終わってしまいますし…。
前半の出来のまま、終盤までいけていれば更に面白くなってたですかね～。
主人公のエージェントとしての評価なんですが、プロっぽい部分よりそうじゃない部分の方が目立ってたかと。
常に後手後手にまわってた印象が強かったです。
プロっぽかった部分としては、戦闘シーン。
『どんな敵がきても俺は負けない、最強だ！』
って設定よりは良かったですが、もう少し強くて熱くなれる場面を見たかった。
一番印象に残ったのは怪我したあと。
凄く血が流れ落ちてる表現が使われてるのに、全然動けるし、気を失っても直ぐ回復→エッチシーンには驚きました。
この撃たれ強さがあれば、戦闘に関しては十分プロとしてやっていけますね。
問題の日常シーンなのですが、イマイチプロっぽくない動き以外は会話など楽しめました。
変に女らしくと意識してないのが好感もてました。
いじられ役として、十分学園に馴染めてる部分もプロですね(笑)
あとはBADENDについて。
確かに護衛というテーマである以上、それはあって当然だと思います。
ただ、CG/Scene鑑賞に組み込まれてあったのは納得いかず。
ちょいと気分わるい感じです。
総括として、読みやすかったテキストとシナリオに満足しています。
主人公のプロ意識・個別ルートの部分で残念なところはありましたが。
終始、雰囲気が良かったのも○、万人向けの作品とはこのようなゲームの事でしょうか。
[鞠奈]
ツンデレツインテール下級生。
主人公を下僕や子分などと言ってますが、『妙子さま』と呼んでるのはお気に入りだからでしょうか。
素直になれないけど、主人公と一緒にいるために頑張ってくれます。
共通ルートの方が、そんな彼女を沢山見る事が出来て好きですね～。
個別ルートに入った途端、アッサリ男だとバレて即告白→エッチ→優と決闘→怪我しててもエッチ→優と決闘(2)→怪我しててもやっぱりエッチ……。
うん、なんか違うね。
[蓮]
ああ…あの格好よかった蓮が、個別ルートに入った途端、ウザイ女の子になってしまうなんて。
主人公が当然のように手伝い拒否すると、脱ルートかBADENDになっちゃうし…そりゃあんまりです。
あの共通ルートでの凛々しさや正義感の強さが、強く出過ぎちゃった感じですね。
それと、主人公が男だとばれたシーン。
ここも、プロとして考えられないようなミスでちょい萎え。
それだけならまだしも、仕事や仲間の事がバレるのは致命的、この段階ですぐ任務下りるべきでは。
唯一、不満だけが残ったルートでした。蓮は好きですよ？
[雪乃]
鞠奈ほどではありませんが、ちょっとツンデレ入ってて、主人公の事を大事に思ってる女の子。
…なのですが、どうも印象にあまり残らなかったのです。
う～ん、自分としては好みのタイプなんですけどね。
[有里]
最初に登場して主人公に襲い掛かった時の印象と比べて、格段に好感のもてるキャラになりました。
主人公が信頼してくれた事によって、それ以降の彼女は一段と一生懸命に頑張って仕事をこなしていきます。
頼りにしてくれる人がいるだけで、人は強くなれるんだな～と、彼女のそんな姿が大好きです。
[設子]
ラスボス的存在、これ位に強い主人公を自分は望んでいたのかもしれない…。
個別シナリオでは一番面白かったかな、それぞれの駆け引きとか。
ラストのセリフも凄く良かった、2人揃えばどんな攻撃からも防いでくれる双璧なのは間違いないっす。