ライトな三角関係モノ。テキストは流石丸戸さんで安心の出来だがシナリオは少々パワー不足。
テキストや日常描写の良さは丸戸さんの長所であり、今回も遺憾なく発揮されているが、丸戸さんはパルフェで見せたようにシリアスな展開も上手い。今作の欠点を指摘するならば間違いなくそのシリアスな展開が足りないことだ。ギャップが足りない。インパクトが足りない。終わった際に満たされない。しかし買いか否かと問われれば買い。それがこの作品で抱いた印象。