コンパクトにうまくまとまった作品だなと。BGMは神
このゲーム知ったの、実は主題歌からです。
あるネトラジで流れていたのを気に入ってゲームも進めてみました。
そんな不純な（？）動機でやり始めたんだけど、
BGM・・・歌がよくシナリオに沿っていて、巧い使い方をしている。何しろOPが神っ！◎
シナリオ・・このゲーム、泣きゲー程ではありませんが悲しい話が随所に出てきます。Hシーンよりシナリオの方が重厚ですが、飽きるほどの量ではなく、シナリオの量としてコンパクトに纏まっている。
最初は少し唐突な展開だったけど、周回ループしている内に理解でき、十分楽しめた。
（何回もループする事でトゥルーエンディングに到達できる仕様なので、ループに苦痛感じる人は攻略サイトでも見てさっさと素っ飛ばしてください。）
昨今のエロゲーではありがちだけど、主人公との恋慕が募るまでの“超展開”がほぼ無い所が◎
ただ、メイン2人＋お姉さまのシナリオでお腹一杯になるかもしれません。私はそうでした＾＾；
CG・・・全体としては及第点。なぜか立ち絵のほうが美麗で、特に気合入れた絵を描くはずのHシーンで色塗りの単調さが少し目立つ・・・かも。
やっぱりエロ＜シナリオなんですかね＾＾；
ま、この程度のシナリオ量なら、個人的には2回以上Hシーンあれば満足です。あったので一応は○
声・・なかなか巧いです。悲しいシナリオを彩ります
と、全体的に満足できる内容でした。それほど声優さんは有名な方は載っていませんがなかなか巧い演技をされますし、何しろこの値段です（笑）
難点を挙げるとすれば、コンパクト故にシナリオの厚みは無い事。
このゲームが作られた頃にあった、色々な試みをしているエロゲーとして
“シナリオループを繰り返すことでエンディングが変わっていく”という形式を取っている事により、何もヒントが泣ければTrueクリア迄が結構遠い事。
なんといってもシナリオゲーであり、Ｈシーンはそれ程濃厚ではない事。
その程度でしょうか。
やってみて損は無いと思います。
柚鈴、美月トゥルーは涙腺に来るものがあった・・・