填る人は填る
正直なところ、発売前の期待はあまり高くなかった本作。
変更に乏しい焼き直しとミニゲームとサントラという印象しかなかった。
サントラさえ良ければいいやという、ある種のお布施買いをしたわけだが、
思いのほか変更乏しいはずの「わいどにょ」の出来が良かった。
前作と大差ないであろうという、事前評価は一変し、
全く新しいゲーム性を纏っていた。
シリーズ未プレイ者で、所謂作業ゲーが嫌いでない人間であればほぼ填ると思われる。
シリーズ経験者、特に前作経験者は多少評価が割れる。
想像していた味と違い、戸惑うのだ。
これはコーラだと思って飲んだ物がコーヒーであった感覚に近い。
その戸惑いを超え、新しい味に気付く人と気付かないまま捨ててしまう人。
また、気付いても合わない人に分かれるようだ。