たてはが可愛すぎて辛い
GWセールで1と2両方セールになっているのを見て、キャラが好みだったので2のみ購入
全キャラクリア後に1も買っておけば良かったなぁと後悔してます。
とりあえずま~まれぇどさんの作品は恋色マリアージュとこんねこをプレイしたことがあるのですが、シリーズ物の1だけでなく恋色マリアージュのキャラクターも使用して作品を盛り上げているのは嬉しいところ。
過去作品を大事にする試みは嬉しいですね。
6年前の事柄を描いた1の話も至る所に出てきて、1をプレイ済みであればもっと楽しめた気はしています。
2単品で見た場合に共通の1つ1つのエピソードは良かったのですが、エピソード1はプロローグ的な雰囲気、エピソード2は月華会寄りな部分もあったので、もうちょっと天道会寄りのエピソードが欲しかったかなぁという気はしています。
あと、両生徒会が選挙で競っている雰囲気のエピソードも少なかったのかなぁと…。
共通が長すぎるのも好まれないのかもしれないですが、エピソード1を学園の問題の解決に使ったのであれば選挙で学園の問題を解決するようなエピソードがもう1つくらい共通にあった方が読み物としては面白かったかなぁと思います。
気になった部分はこのゲームではエピソード2終盤にヒロインを選ぶことでそのキャラの個別ルートに入るのですが、エピソード2の途中で複数入るどちらの生徒会の手伝いをするという選択肢の選んだ結果とは関係なく個別ルートには入れてしまいます。
天道会のヒロインを攻略したいのに月華会の手伝いを続けるというのも考えづらいとは思うのですが、仮に月華会の手伝いをし続けた後に兎姫ルートに入ると兎姫のいつも休んでいる場所を見つけたエピソードを挟まずに姿の見えない兎姫をいつもの場所かと見つけに行ったり、トンデモ運転で自転車を走らせたエピソードを知らないはずの兎姫があの運転はトラウマだと口走ったりします。
作品を楽しみたいと思うのであればその辺の選択肢は回収してくるはずなので、問題ないと言われればその通りですが。
システムの部分ではスキップした部分にシーンジャンプできないのが非常に使いづらい仕様に感じてしまいました。
バックログを表示したときに音声が止まり、解除すると続きから喋りだす仕様もちょっと違和感を感じます。
良い所はエロシーンの豊富さ。
一番少ないヒロインでも(サブ枠除く)5枠、多いヒロインでは7枠もあります。
フェラのみのシーンもありますが、朝までヤり続けてレイプ目のヒロインが白濁液まみれになっているシーンも各メインヒロインにあったり、CGが綺麗なのも手伝って下手な抜きゲーより抜ける仕上がりになっています。
主人公も鈍感ではありますが気は効くしモテるだろうなぁというタイプです。
MOBで若干不愉快なキャラも出てきますが、サブキャラクター含め立ち絵のあるキャラは魅力的です。
以下攻略順と個別の感想です。
真白
学園祭でのミスコンと最初のエロシーンが印象的でした。
全ヒロイン合わせてもちゃんと選挙らしい選挙をしたのは真白だけだったかもしれません。
でも、個人的には印象の薄いヒロインだったかなぁ…。
唯一前作ヒロインが名前だけしか出てこないルートです。
アリスティア
金髪巨乳合法ロリ。
主人公の危機を救うために月華会会長として成長していく個別ルートは素敵だったなぁと思いつつ、周りの生徒会役員が主人公のために奔走してる中生徒会室や主人公宅でセックスしてるってちょっとどうなんですかね…。
兎姫ルートと同じような感じでおまけにエロシーンを投げてシナリオに集中させてくれてたら恐らく兎姫ルートと同じくらい好きなルートでした。
真白ルートで出てこない分前作ヒロインが2人(1人は立ち絵出てこないけど)出てきます。
ED曲はヒロインの雰囲気に合っていて一番お気に入りでした。
杏那
選択肢に出てきたのをびっくりするくらいのサブヒロイン枠。
他のヒロインの個別を見ていれば大体分かりますが、杏那の個別であのサブキャラの正体が分かります!
短いしそこまで特筆するべきこともないです。
兎姫
たてはがみほのんに似てると言われてるけど、帽子といい黒髪ロングな髪型といい、兎姫のほうがみほのんに似てる気がするのは気のせいなんだろうか…。
共通での問題が解決した時にお互いの思惑を指摘し合うシーンが好きです。
個別のシナリオの作り方も他のヒロインとは違くて凄く面白かったです。
特に気に入っているのはもう来ないと思っていた主人公がいつもの場所に来てくれたシーン。
この作品での一番のお気に入りです。
たては
お弁当作ってきたけど主人公に渡せなくて、兎姫に焚きつけられつつ結局兎姫と分け合うシーンを見たらこの子が大好きになりました。
何度主人公を誘おうとして諦めて兎姫とお弁当分け合ったんだろうと思ったら控えめすぎて愛しい。
個別のシナリオは作られた表面の部分だけでなく、本質的な部分を見せたら嫌われるかもしれないと悩む主人公をうまく受け入れてあげた場面は好きでした。
ただ、その後の組織票を受け入れ投票の強制を抑制することで問題が解決したという部分には正直疑問が…。
運動部と文化部で自分の利益だけを求めて争いたい人間が一定数居るというのが問題だったわけで、組織票を受け入れることで解決できるような類の問題ではなかったような気がするのですが…。
たては自体は凄く魅力のあるヒロインだったので、個人的にはちょっと消化不良でした。
自分のように1をやらずに2だけというのも珍しいかもしれませんが、不愉快な要素もなくシナリオも悪くないですし、エロは素晴らしい作品ですので両方プレイしてみると良いかもしれません。
シナリオは兎姫、アリスティアルートが良かったのかなぁと思いますが、たてはが可愛すぎて…。