2を先にプレイしてからの感想です
GWセールで2を購入しプレイしてみて個人的には一度クリアした後も遊びたくなるようなドストライクな作品でした。
2では1の登場人物や出来事が語られる機会も何度もありましたので、1もプレイしてみたくなり購入してみました。
というわけで、1と2の比較が多めの感想になりますのでご了承ください。
1と2を比べた時に一番気になったのは描かれている共通部分のエピソードの量です。
共通部分のエピソードの量は1が2に比べて2倍になっています。
選挙や生徒会のことについては共通部分の方が表現しやすい部分も多かったのかなぁと思いますので、
1と2で立場の似ているヒロインが居て、エピソード2まではちょっと似たような展開を感じてしまう部分がありました。
各作品ごとにヒロインだけじゃなくサブキャラも違うので、似たような展開ながら楽しめる部分もあります。
ゆづきとたてはが似過ぎているかなぁというのはあるのですが。
個別部分になると正直1より2の方が面白かったかなぁという印象です。
付き合い始めるまでの部分で1は林間学校、2は文化祭がそれぞれ共通のイベントとしてあるのですが、文化祭は各ヒロイン毎に催されるイベントも変わり、それに伴って主人公との距離が縮まっていく感じでしたが、林間学校は決められたイベントを遂行する中でちょっとヒロインと絡む機会があるかなぁという程度で、ヒロインとの距離を縮めるイベントとして弱かったかなぁという印象がありました。
そして月華側のヒロインに関しては生徒会規則に関する問題点だったので仕方ないとはいえ、どちらのヒロインも同じ問題が起こるのが予想できた点もまた微妙だったように思います。
歌奈ルートは正直イチャコラしてHする以外になんかあったっけ?という印象しかなかったですし、共通エピソード4の流れを汲んだ陽姫ルートが一番面白かったのかな…ちょっと主人公がロリに目覚めすぎていてアレですが。
そして2の方でも書きましたが、Hシーン自体は絵も綺麗で構図もエロく回数も各ヒロイン6回以上と非常に多く、朝までドロドロになるようなエッチも各ヒロインに完備されていて素晴らしいです。
しかし、個別自体がそんなに長くなくそれでいて回数が多い都合上問題が起こっている最中でもHシーンになることがあって、仲間に協力してもらって隔離されてるヒロインにやっと会えたのに問題に進展がなくただエッチするだけというような場面も見られてちょっともやもやする場面も。(エロゲである以上Hシーン自体は必要なので、なんとも言えない部分でもありますが)
そういう部分を考えて2の兎姫ルートはHシーンの大部分をアフターに投げるという構成に踏み切ったのかなぁと思うと進化してるんだなぁという印象を受けますね。
個人的に作品として共通部分は好きでしたが、個別はうーんという印象はありました。
ですが、2つの生徒会や選挙制度というちょっと変わった特色のある学園物として一定以上の面白さはあったように思います。
1と2で似たような展開もありましたが、ナンバリング作品としてどちらも楽しませていただきました。
2には立ち絵での出番がなかった聖良を見られただけでも1をやってよかったです。
それでも個人的には2の方が好きだったので、2より少しだけ点数を落として83点とさせていただきます。