Punks Not Dead
プレイ前は、バンドモノって打ち出しだけど、エロゲにありがちな
うすーーーーーい展開だろうと、ぶっちゃけほとんど期待してなかったw
でも、いざやってみると、スタッフはそれなりにバンドに対して思い入れがあるってのがよく伝わってきた。
学祭の出し物としてバンドをはじめて、それが案外いい感じ。そのままツアーに出ることになって、オンボロワゴンにのって、全国行脚。各地でけっこう評価されて、締めはフェス系の大型イベントへの出演。ここまでの流れは、ありえんwってところ
ばっかりだけど、ゲームだし問題なし。青春って感じがして、見ててホンワカした。
自分がバンド始めたときのワクワク感を思い出せて、楽しかった。
で、ここからの展開。きらりの焼死。全てに対して無気力になりつつもバンドを
続ける鹿。忘れてきていたものを取りに戻って、やっと色々しっかりできるようになり、さらに進んでいくために鼻歌を元に新曲を作曲。そしてライブへ・・・
泣きっていうのとは、だいぶ違うと思う。でも、同じように「命を懸けて」バンドを
やってた人にとっては、自分の昔を思い出して恥ずかしいけど、心に染みる部分が
多々あったんじゃないかと思う。音楽は本当に素晴らしい。
鹿ルートの青臭さと現実との狭間をうまく表現してくれた点で言えば100点でも
良かったんだけど、他のルートが全く楽しめなかったので、この点数。
ステージの魔力に取り付かれているはずの鹿が、全くバンドに未練なく生活を
送ってるのが個人的にありえないってだけなんだけどね・・・・
ちなみに各地のサブキャラ、モチーフはあるのかな?名古屋のゲイ店長とか、
神戸の世界を又にかけるギタリストとか、漠然とこの人かな?ってのあるんだけどw