今年最初の名作。賛否両輪だけど、無茶苦茶読み込めた
ギバラさいこーーーと、パルクレープ周辺で叫びたくなる作品。
よく気分悪いと言われている1章の天然パシリぶりは、
確かに始まった当初、読んでてやな感じにはなったけど、手を出されそうな局面で、
何気に強いっぽい描写(かわし方とか)がされてる分、不快感も減少。普通に読めた。
2章。うん、普通によかった。日和子さん、確かに萌える
3章。IWGPだねー。YFBの面々の喋りがもうちっとリアルさあれば面白かったけど、
シナリオの雰囲気や隼人のキャラが気に入ったから良かった。
しかしLR2001のエセライム・フリースタイル、パンクス集団の電波描写のウソ臭さは
ひどかったけど、実際に知らない人からみたら、あんな感じにみえるんかもね。
まあ、話の根底にかかわるわけじゃないから、そこはスルー。
4章は陛下と前国王のお話。狂いすぎって声も多いですが、
自分的には、普通に読んでて面白かった。
最後の最後、小鳩√。
張られてた伏線をきっちり回収してくれてて良かった。本人、元アイドルの
認知していない子供だったって事デスネ。フリファ、イメージ的にはモロ、
某光なんちゃらで、ワラタ。
メインヒロインはみんなキャラが良くて気に入ってる。エロはまー、こんなもんでしょ。
薄いのは重々承知だったし、気にならず。
サブが攻略できない点に関しては、まあ、そりゃそうだろ。と。ただ、
コーダインとアレキサンダー2は攻略できててもバチはあたらんと思う。
FD商法反対!(小鳩√の高内さんは、個人的にツボりましたけどね)
シナリオとしてのお気に入りは、ダントツで3章。というか隼人編。
IWGP、ドラマ版メチャ好きだったんで。皇帝とかみてると、リアルダイブしたあの人を
彷彿とさせて、とくとくと読みすすめてしまった。ギバラの夜の雰囲気とか、
すげえイイ。
それ散る的なシナリオや萌えまくりな内容を期待してた人にとっては、
イマイチかもしれないけど、萌えキャラを使った萌えないシナリオが好きな人には
適度な萌えとパラパラと入ったコメディ、そして紐解かれていく伏線と揃った今作、
かなーーーりヒットすると思われます。