好き嫌いはありそうだけど今年一番の名作!!
私自身レビュー書いていて、昔どんなレビューを書いていたんだろう?と思い開いたら。99点つけてるのに有り得ないほどあっさりと書いていたので、加筆します。
まず、全√を通して殆どが共通√である。この一点がまず最初に言いたいことです。
なのでまずは、気に入ったヒロインを攻略する事をオススメします。
同じ光景を何度も見ても良いよ。コンプリートしたいよ。という人は頑張って下さい。
ストーリーですが、日本が架空の世界という設定の架空の世界です。
その世界では罪を犯すと、義務が課せられ、義務により罪を償うことになります。
その義務を課せられたヒロイン4人の公正の物語。
という名目なんですが、ヒロインの成長。実は主人公完成の物語です。
この作品を叩く人間の大半が、一本道であることと、その有り得ない世界観に焦点を置いている、と私は認識しています。
架空の世界なので、法律も独立した個性のあるものでも構わないと持論を持っていますので、私は大好きなのですが、細かい粗は当然、法律家が考えたものではないのであります。
その辺り、目を瞑れそうなら、大好きな人間として神作としてオススメします。
上記書きました、メインのテーマはヒロインの成長、自立でしょうか。
それと大切なのは主人公もテーマの1つと思われる、成長し自立する一人という事。
章ごとに一人のヒロインを成長させていきます。
怠惰な性格を、優柔不断な性格を、己を戒める性格を、自立できるようになるまで、主人公は成長させていくわけです。
この際の主人公は自称するだけあって完璧な男です。
顔よし、人身掌握術にも長けて、人を引っ張る器のある人間です。
序盤電波飛ばしている?大丈夫です。そこの電波くんはカッコイイ人間です。
そして、最初から分かっている、3人を自立させた時、特別高等人である法月こと、とっつぁんが主人公を完成させるべく牙を剥きます。
あんたとヒロインを引き連れて、とっつぁんに挑む主人公一行の運命や如何に。
そして、EDがあり、個別√のエピローグになるわけです。
ほとんど流れ書いちゃってますが、致命的なネタバレは控えたつもりなので、生理的に無理でなければプレイして欲しい、ゲームですね。
私がこのゲームを100点にしないのはすでに頂点に鎮座するべきゲームを決めていたからであって、それがなければこのゲームは100点でした。
合う合わないは当然あるので、嫌いな方はそう言って然るべきだと思います。
細かく言うのはこのゲームに置いては野暮ってものなので、個人がどれだけ面白かったかその熱意を伝えるのが正しいのだと思います。
一人の人間が、しばらく感傷に浸るぐらい、感動して、面白いと思ったゲーム。
それが、このゲームです。
まだの方は是非、手にとっていただきたいです。
それでは駄文失礼しました。