美冬ちゃんに「めっ」されたいだけの人生だった
オートプレイで共通５時間、各個別８時間程度のボリューム。
ほとんどイチャイチャに費やされていて満足。個人的に学園ものはこれくらいシンプルなシチュエーションでいい。
ストーリー性やラブコメ的な楽しさを求める人には退屈な作品だろうけど「清楚感のある女の子」と「学生シチュエーション」で「イチャイチャ」を楽しみたかった自分にはかなり刺さった。エロ方面もシチュが豊富で◎
キスシリーズでは初のE-mote採用だが、これは良かったと思う。
こちらの気を引こうとしたり、褒められて素直に喜んだり驚いたり、そうした仕草がたまらなく可愛い。胸の大きい子が水着姿で揺れているとグッとくる。特にお気に入りのヒロインの場合、この効果は倍増するのでゲームのコンセプトとよく合っている。
髪の毛の動きや細かい部分の作り込みなど気になる点はあるものの、今後も採用されるならアリだと思える。
◯雪妃
密かに主人公に思いを寄せる方言系ヒロイン。
正直ＳＭＳは主人公の察しが悪すぎて話のテンポを悪くしていたと思う。最初からバレバレだし無くてはならない要素ってほどでもない。全体的にイベント感に欠ける進行でもう少し目を引くような恋人らしい展開が欲しかった。ゆきりんちゃんねるやるなら、いっそそのまま動画で致してくれと思う。むっつりだし行けるだろ。
雪妃に限らず告白から初ＨがＲＴＡをしているのかと思うほど早いのだが、彼女は付き合い始めのドギマギ感があっても良かったと思う。
見た目も好きだし、あじ秋刀魚さんもハマってたし、Ｈシーンの構図やシチュも申し分ない。それだけに惜しい。
◯美冬
こんな後輩と付き合ってみたかったを体現したヒロイン。
見た目、声、性格すべてが最高で美冬ちゃんのためにゲーム買った。
最初から距離感が近くイチャイチャ感は随一。これが最後まで続くのだから口から砂糖が溢れそうになる。だがそれがいい。一通りクリアした後も日常パートをリピートしてる。
告白から数時間後にはラブホテルに居るのは笑ったが元々イチャイチャ感が強かったのと、テンパってる美冬ちゃんが可愛かったのでヨシ。ゴム付けるのを手伝ってくれたり、オカズ用の動画を撮ってくれたりとリアクションやシチュエーションがとにかく可愛い。
他のルートと比べても主人公の独占欲が強く、それを踏まえてのエンディングは良かった。青春ものだと進路と恋人関係を天秤にかけてすったもんだしそうだけど、イチャラブゲーは「俺だけの彼女でいてくれ！」が正解。
美冬ちゃんを生み出してくれたこのゲームは個人的神ゲー。
◯柊香
告白数分後に初Ｈしかもパイズリとかいうドスケベヒロイン。
体験版だと勝手に仕事を引き受けては愚痴ったりと地雷臭がしていたけど、個別ルートに入るとそういった部分が上手く緩和されて可愛い先輩キャラになっていた。意外と普通の恋人っぽい雰囲気で美冬ちゃんとは違う方向のじゃれ合いが楽しい。生徒会長設定やそれを悪用した悪巧みなど彼女らしいメリハリのある進行は他と上手く差別化できていて良い意味で裏切られた。ある意味一番恋人感のあるヒロインだったと思う。
私服がお姉さんぽくて好き。
◯その他気になったこと
ゲームエンジンが変わったせいかオートプレイ中に文章が非表示にできない。
ボイスの途中でウィンドウを非表示にするとボイスが止まる。
オート速度が最遅設定でも早い。
……とシステム回りは少々残念。修正パッチで改善してくれませんかね？