りそなルートのみでの評価
前作でどうしても気になった
・衣遠のやる気のない障害っぷり
・朝日の戦うのではなくお願いするという意識
2つの点が両方とも変わっていたのがよかった
前作では最大の障害であったはずのお兄様だったが
・唐突な盗作
・不必要な長期拘留
・顔を隠した娼婦の出入りもOKなガバガバセキュリティ
これらの点から障害ではなく口では厳しいことを言いながら優しさが見え隠れしてしまい
最初から弟の成長のために辛く当たるツンデレの茶番にしか見えなかった
それが今作では
・朝日の要求を明確に拒否したこと
・駿我さんの君は好きだが敵対するという暴力による脅迫
これらから八方ふさがりでどうしようもないという厳しい状況があった
その後救いとして現れる友人達の心強さ
それもお兄様の差し金だったことからご都合主義と感じることはなかった
お兄様と和解後の安心感もいい
前作でイマイチ朝日好きになれなかった理由に
・兄と戦うのではなく認めてもらおうと常に庇護を受ける側の意識でいたこと
・話せばみんなわかってもらえるというような甘い意識
それが
・考えて駿我さんを出し抜こう
・悪意のある人がいることを認めて戦おう
と変わっていたのが
実質１ルートしかないことを考えてもこれ以上の作品はないと思う