この過剰なくらいダークな閉塞感が癖になる。鬱だしカッコいいし笑えるしで一筋縄ではいかない作品ですね。
タイトル画面からして「覚悟が無ければ去れ!」と言わんばかりの禍々しさ全開。
ある種ここで合わない人は振り分けられるんじゃないかというほど残酷でスプラッターな雰囲気が滲み出ています。
『英雄の物語ではない』とはよく言ったもので、主人公を含め大儀はあれど正義の無い人物が目白押し
各キャラが目的のために果てしない闘争を繰り広げるのが物語りの大きな流れでもあります
村正という呪われた悪鬼と悩める主人公のコンビがどんな結末を迎えるのか、各ルートともに味付けが異なっていて退屈しません