次の展開が気になってつい読み進めてしまう作品。とても楽しかったです。ですがちょっと疑問のままの所や無理があるのではと思うところも・・・
本編(魔王編)の結末や、そこに至るまでの理由などはよくできていて満足です。
最初は意味のわからなかった所も、2週目には細かい所などもちゃんと意味があったんだな~と関心させられました。
しかしここまでしっかりしていると本当に本筋と関係ない所や設定なども気になってしまって、これはどうゆう意味があるのだろう?と思う場所がでてきてしまいましたね。
例えば香奈枝の眼についてなのですが。
自分は「時間が止まって感じるほど一瞬で全て把握できる眼」みたいな解釈だったんですが、それならあの強さも納得ですし、ツルギの技と合わせてかっこよかったです。
なので余計にこの眼はいったいなんだ?とか思ってしまい。
生まれつきなのか?とか眼を開いた状態っていつでもあんな怖い感じになってんのかとかですね。まーどーでもいい事でしょうけどw
これだけ丁寧に作られた作品なのでもっと設定の説明が欲しかったなーと思いました。
後は魔王編での光(銀星号)の能力なんですが、卵とは別に自分の分身を生み出すとか・・
それはもはや何の能力なんだろうみたいな。
まー影明に変な夢みせてるあたりから重力?の説明も自分にはよくわからなかったのでついていけてないだけなのでしょうが。
自分の中でこの作品の失敗があるとしたらあのシーンからVS神戦の超展開ですね。
それと善悪相殺の呪の事ですけど、ルールがいまいち明確ではなかったのでは?
悪を殺したら善を殺す、というだけなんでしょうかね。
でも好感度や義母を殺した時などから見るに1番好意を持っている人からとかになりますよね。
とか勝手に思って考えたら雄飛とか記者とかetc・・とかより光を殺しに行くのでは?
実際魔王編では銀星号を殺すか光を守るかで5分くらいに揺れている訳ですし、最後は愛で倒した訳ですし。
なんか悪を憎む気持ちと同じくらいの好意~とかも誰かの台詞にありましたけど、そうなら最初の山賊と義母は釣り合わないだろうと思いますし。
細かいルールなんてないんですかねやはり。
自分は小夏の台詞なんかも気になったりしますね、あ、壊れた方の小夏ですねw
「切り刻むほど愛、地球爆!」「死体とかはいい!歯ブラシの色を教えろ!」などですね~。
完全に狂ってると思い気や意味があるっぽいと思わせる台詞の中で上二つはさっぱりでしたw
きっとこの台詞にも意味はあるはず。
とか色々書きましたがつまりは細かいところまで楽しめると言うことです。
とりあえず自分はまだ何周もしなければいけないですねw