シナリオ、システム、原画、音楽、エロ要素…ほとんどの面で高評価。ただ2週目以降は空気となる合成システムが……
『エロ』ゲーじゃなけりゃ10点満点と評価した、
『ている・ている』を製作したCLOVERさん。
そのCLOVERさんの作品ってことで
大きすぎるかも、というくらいの期待を抱いていた本作。
十二分に期待に応えてくれました。
女の子と仲良くなって、その子に合うドレス作りましょうね、
では終わらず、さらに一波乱あったシナリオ
(そうじゃなきゃ面白くないだろ、というのは置いとくとしまして)
ギャルゲーらしいといえばらしいのですが、真っ直ぐな男主人公フジカワ タクミ
を始めとし、ファビアンやコリンお姉さんなど魅力的なサブキャラクター達
特にストレスを感じることなくプレイ出来たシステムまわり
純ADVならば結構重要な個所なので、しっかりフォロー出来ていたのでありがたかったです
複数原画ですが、さほど気になる人は無し
という良い点も数多くあったのですが、少々不満点が無い訳でもありません
例えば音楽
民族チックで良いんですが、「コレ!」と思える曲がなかったんですね
上手くまとまっていた、とも言えますが逆に突出したものが無いとも言えます
『青空の彼方へ』が気に入ったといえばそうなんですが、
この曲『GreenSleeves』のアレンジ曲なんですよね。
アレンジは確かに上手かったのですが、ただほぼ原曲通りってのが気になりまして
もちょこいオリジナル曲で何か気に入るのがあれば……という感じでした
後は某アトリエを彷彿させる合成システム
1週目の時は確かに面白いです。
んが、2週目以降はただの作業となってしまう点が…
難しくしすぎるとそれはそれで文句の出るので、バランスが難しいとは思いますが、
なら2週目以降はスキップ出来る、としてもよかったかもしれません
とはいえ、
多少気になった点はあったものの、
各キャラクター達が生き生きしていたアットホームな作品であったと思います
お勧め?と聞かれれば「面白いよ!」と答えれる、そんな作品でした