ぱれっとが今後数年に渡って展開していくであろうシリーズの1作目がこれですか…。オイオイオイ 死ぬわアイツ
ほう…
うーん。
いや、この作品に対するフォローが特に無い!
和泉つばすさんもかずきふみさんも大好きです。
正直前作のさくさくは酷いものだったのでシナリオの重要性を理解したと思われるぱれっとが良いライターを連れてきてくれてほっとしました。
もちろんつばすさんの絵は最高です。都ちゃんのキャラデザインも一番好きですし。一番目のキャラクターデザインに万人ウケしやすい要素を散りばめているのは始まりを手に取ってもらうための戦略ですかね。良いと思います。手に取ってもらわなければ続きを買ってもらうも何もないですから。
そうしてロープライス分割というジャンルでつい最近コロナブロッサムという名の地雷を踏み抜いた事を忘れ去りこれはいいものが出てくるだろうと喜んで買ったわけですが…
だから分割商法はダメだって言ってたじゃん!
いやかずきふみさんの過去のシナリオからロープライス分割でも起承転結つけたしっかり1つの作品の形になったものが出てくると思ったんですよ。
それに九條都編と銘打ってあるからセイイキシリーズみたいな形で1ヒロイン1作でまとめてくると思ったんですよ。
ルート毎に別の展開をしていく形で。
ところが中身は何も解決されずに次にぶん投げな、何故か九條都編の終わりが何故かto be continuedの文字で終わるんですよ。そう、コロナブロッサムで見たあの忌まわしき文字です。蘇る絶望。煮え切らない読後感。
プロット考えた人間は単巻完結の作品を千冊読んで下さい。10万字での起承転結を学んでください。物語になっていません。これじゃ新人賞の一次で落とす投稿作なのに続きを匂わせてテキスト内で何も解決してない作品と同じです。
長編のひとつひとつの小さな断片は、切り離されたもの、区切られたものであり、それ自体でひとつの固有な全体をなしていなければなりません。
フルプライスエロゲのプロットじゃなくてロープライスのプロットを、10万文字で起承転結をつける単巻小説のようなプロットを組んでください。
新しい展開をしているようで、過去の形式に縛られていては意味がありません。
フルプライスのエロゲを切り売りして販売するのではなく、犯人との直接対決も無く消化不良に終わるのではなく、九條都編と銘打たれた彼女の彼女のための物語が見たかった。
私は文庫本10冊に近いようなまとまったシナリオを一度に読めるのもエロゲの大きな魅力だと考えているのでフルプライスのほうが好きですが、ロープライスであるならばそれとして強みを活かせる形の作品にしてくれれば絵、音楽、声、演出というまた別の大きな魅力があるため構わないと思っています。
今後ロープライスで展開していくメーカーがそうであればいいなと願いつつ締めます。
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なんでパイズリ無いの??!!!ふざけてんのかおいシーン配分考えたやつだれだよてめぇ許さねえからなマジで