シナリオ:A BGM:A テキスト:S
茜ルートに入るまでは99点・・・の予定でしたが、
茜ルートは正直ガッカリでした。
短い、、というか、掘り下げが浅く、主人公の心変わりも早く、
ちょっと置いてけぼりくらった感じでした。
せっかく、ここまでゆっくりと雰囲気を作り上げてきたのですから
もう少し丁寧にしてほしかったです。私的に99、100点を十分狙えた作品だったので
とても残念です。
茜以外を除けば、全体的にきっちりと、丁寧に作ってあり、ほんと、心が暖かくて
涙が止まりませんでした。
丸戸氏の作品の良さは、死や悲しみによる涙ではなく
暖かくて、いい話で、だから泣ける、、といった所だと思います。
こんなテキストを書ける方は、なかなかいないのではないでしょうか。
BGMは、相変わらず戯画というか、チープな音色が多いです。
が、今回から? 恋する猫の足が参加されており、
風のアルペジオ、もうひとつの青空など、素敵なメロディを作られています。
今回のいい曲だなぁと思えるの大半はこの恋する猫の足のなるちょ氏によるところでした。
この起用は正解だと思います。正直r-H氏だけでは・・・盛り上がる場面で盛り上がりきれない
つまらない作品になっていた可能性は高いです。
テキストは、文句なし。やはり私は丸戸氏のテキストと相性がいいようです。
約束の日の、泣き声EDはさすがにちょっと狙いすぎな気もするが
つられてしまった私にはそれは些細な事です。
とにかく、茜ルート、これだけ もっとなんとかしてほしかった>_<
ほんとに惜しい作品です。しかし、本当に面白かったです。
ゲームが終わる事が残念に終わったのは久しぶりです。