シナリオ:B BGM:B テキスト:A
んー、、得点操作があるとはいえ、これだけ高得点なのだから
かなり面白いのだろう・・・と期待しすぎたかも。いや、確かに面白いんですけどね。
バッジ制度のようなトンデモ設定はよかったです。ありえない設定というのは物語の刺激になりますし。
しかし、章を進めるにつれ、どうも素直に面白いとは言えなくなってきます。
2章では思わず泣かされてしまいましたが、「感動した」というより
文章と音楽の盛り上げによって「泣かされた」という感じでした。
涙流しながらも、「なんで泣いてるんだろう」ってちょっと思ってしまいました。
様々な複線についてですが、複線というよりは、
後から後から余ってる設定を塗り替えてその場をしのいでいった、という感じに
思えました(もしくは、そこまでシナリオ書いて、行き詰ったので後から設定を追加したか)。
リリコについては、正直驚きましたが、なんというか・・・何か・・足りないというか、
違うというか・・・。この辺の描写についてはもっと上手く登場させてほしかった。
あの程度の、複線にもなりきってない複線程度では、「スゴイ!」という驚きではなく
「へ?」といった感じの驚きになってしまい、その驚きもすぐに消えてしまいます。
あと、これは個人的なものなのですが
いい加減、若本規夫氏を起用するのはやめて欲しい、うんざりです。
たしかに、いい味をもった声をしてらっしゃいますが、どんな役をやっても
話し方や演技が同じなので(失礼ですが言ってしまえば2流)、様々なキャラと
かぶる、というか、飽きます。エロゲの中年男=若本規夫なのはそろそろ・・・
まぁ、好きな人にはたまらんのかもしれませんが・・・
・・・・確かに南雲えりの立ち絵の必要性って皆無ですよね。
人気投票狙い?時間が余ってたのなら、1枚でもCG追加したほうがよかったのではないかと。
ネガティブな意見が多くなってしまいましたが、決しておもしろくないわけではありません。
しかし、私的に名作(90点以上)には、まだ2歩足りませんでした。
※あ、書き忘れそうになってしまいましたが、日向夏咲の子供の頃の立ち絵が
ムショーに西又絵っぽく見えたのは・・・気のせいですかね。
あと、BGM「and goes around」が、家族計画の「Refrain」に
なんか似てた。