シナリオ:B- BGM:B テキスト:B やっぱり3rdEyeは3rdEye
幻創のイデアで中央値高さにつられて失敗したのも懐かしい・・・。
今一度、今一度だけ・・・わずかな可能性にかけて突撃・・・するもやはり撃沈orz
本製品のジャンルは「現代伝奇異能バトルサスペンス」とあるが、
改めて見ると、この時点で既に中途半端さが醸し出されていたのかもしれない。
本作品をやった限り、主成分は異能×バトル×(サスペンス)であると思うが、
異能×バトルに読者が期待する重要な要素は何か?
それは"登場人物のカッコよさ(敵味方含む)"、"異能を活かしたバトル展開"だと思っている。
■登場人物のカッコよさ
唯一最低基準をクリアできているのはセンリだけではないだろうか。
後は偽善者ぶった主人公(ルーツがどうとか関係ない)に、ありふれた範囲を脱さないヒロイン、サブキャラ。
センリも最低基準であって、カッコいいわけではないし、他キャラのマイナスを差し引くと、
この項目は圧倒的に不合格である。
■異能を活かしたバトル展開
これは少々わかりにくいかもしれないが、本作品のように異能を使えばそれが異能バトルってわけじゃないはずだ。
異能だからこそ、異能ならでは、があるからこそ異能バトルが必要な作品にすべきだと考える。
上手く言えないので他ジャンル・他作品を出すと、バジリスク~甲賀忍法帖~のようであってほしい。
別にハンターハンターでもかまわないが、そういう事である。
■サスペンス
"ある状況に対して不安や緊張を抱いた不安定な心理、またそのような心理状態が続く様を描いた作品をいう。(Wikipedia)"
これにいたってはもはや完全に作者の自己満足である。
何の不安や緊張感も伝わってこず、ただただ"しんどい"だけである。
■政治・思想
ややこれも入っていたが、まぁなんてことはないテンプレ内容。
とにかくすべてが浅っい。
■テキスト
テキスト自体は普通レベルだと思う。
しかし、つまらないバトル展開とあいまって、戦闘シーンはついついスキップしたくなる。
(見せ場でこう思ってしまう時点でこのゲームは終わっている)
■絵
判子絵というのは良くも悪くもあると思うので、否定はしない。
絵自体は一定以上に可愛く、綺麗であると思う。
■BGM
あれ、イデアの使い回し?と思ったが微妙に違ってた。判子絵ならぬ判子BGM。
■主題歌
BGMだと気にならないが、主題歌とするには音が軽すぎて萎える。THE DTM。
まわりくどい!!
要するにつまんねぇってことだよ!ガッカリだよ!