前作「巣作りカリンちゃん」に蜀メンバー+αが加わったもの。今後は魏呉蜀+朝廷董卓勢もアペンドで追加されるかな?恋姫ファンとしての評価➣
【個人的振り返り用メモ】
全体感:
公式HPやNEP、ネクフェスなど様々なフォーマットで情報が提供されていたが、あえてなにも調べずにプレイした。
そのせいもあってか、蜀メンバーが天界族という設定から面食らった。
トウカが神託のギフト持ち、アイシャがトウカの付き人、スイが騎馬隊、シオンが研究者、リリがホムンクルスという設定だった。シャンフーは魔族と人間のハーフで冒険者。
シナリオ:
恋姫ファン、もとい株式会社ネクストンのファンとしてのバイアスを極限までなくすと、シナリオそのものは面白いとは思わなかった。
しいて言えば、シャンフーがフウの「ちょっと寝ない!」「おおっ」ネタをパクってたりする、いわゆるファンサービス的な局所的なやりとりや演出が良かったと思う。
エロ:
Hシーンの実用性は、これもファンとしてこう言うのもアレだが恋姫シリーズの時から特別エロを感じるものではなかったので、今作も1度も射精せずにゲームを終えた。
原画:
原画については従来より絵師続投なのでここは特筆すべき点なし。
本音の本音をいえば、無印・真の頃の絵柄が一番好き・・・なんてことをただの消費者である僕が言うのもおこがましいかな。あまり思想の強いわがままは控えます。
ED:
twitterなどではEDがSD絵ばかりで低コスト狙いの手抜きだという声も見られたが、個人的には任意の1√を終えた段階でEDを通して他の√の情報が入らないようにというプレイヤーへの配慮だと考えている。
価格:
2万円の豪華版パッケージを買ったが、理由はサントラ目的である。シナリオ尺や原画枚数のボリュームを考えると単品価格ミドルプライスは妥当かなと思う。ワンチャン、フルプライスでもいいかなって感覚。
ゲーム性:
ソフトハウスキャラの巣作りドラゴンでも感じた点として、周回性の強いゲームはシナリオそのものよりも、「前回よりも先に進むことができた」という強くてニューゲ-ムな要素に楽しさを感じる部分が大きい(ぼく個人的に)ので、結局は今作もシナリオはあんまり面白くなかったけれど、時間を溶かすくらいには没頭できた。
つまるところ、プレイヤーであるぼくが時間を忘れるほど楽しめたのであれば、ゲームとしては100点なのではないだろうか。
恋姫ファンとして:
どんな形であれ、たとえ形を変えてでも、誕生から10年以上経った今でも恋姫シリーズのメディア展開が続いていることへの喜びを感じるとともに、ネクストンスタッフを始めとした関連クリエイター陣に心より感謝致します。