よ、よかった～
無印の体験版の時点で舞亜ちゃんを割と気に入って、本当に気に入ったのですけど、結局は買いませんでした！
それからFDが発売されたのですけど、当然このタイミングでもスルー！
そして同ライターさんの別作品をプレイして、これなら大丈夫そうかなぁ、とは思ったものの、やはり決心はつかず。
こうしてグズグズしていると今度はREが出まして、ようやく覚悟を決めて購入。
購入はしたものの、まだプレイする勇気が出ず１年ほど積んで、やっとプレイできました。ああ、良かった。
体験版からですから、出会ってから実に11年!!? いえまあ、一人でなにをやっているんだかという話ですが、好きだからこそ手を付けられないという事もありますよね。
舞亜ちゃんは、ひねくれた皮肉屋さんに見えてもなんだかんだいって実は結構、健気な娘だとは予想していたのですけど、ある意味では咲ちゃん以上に健気だとは！
一途で健気で、純粋すぎて狂っていて、本当にサイコーです。
遠野そよぎさんのお声がまたハマっていましたね。甘い中にも危険が危ない「この娘、絶対ヤバい娘だ!!」感がヒシヒシとするのが、なんとも良かったです。
欲を言えば、もう少しワガママでも良かったのに。そうすると主人公が保たない気もしますが、まあ、そこは尊い犠牲という事で。
ですから舞亜エンドが好みですね。誰も幸せになっていないどころか、概ね不幸になっている、一部破滅しているような気もしますがw
しつこく繰り返される悪夢の感じは良くできていました。ただ、夢にある妙に辻褄が合っているところと脈絡のない部分がごちゃまぜになっている不思議な感覚は、あまり出ていませんでした。
あまりに飛び飛びになってしまうと、物語としての脈絡も崩壊しそうなので、バランスが難しいところですが。
舞亜ちゃん以外のキャラでいえば、咲ちゃんも良かった。健気な妹は、やはり良いです。
意外だったのは青葉りんごさん、景子ちゃんのようなキャラも演れるとは、思っていませんでした(失礼)。
でも、やっぱり個人的には、このゲームはなんといっても舞亜ちゃん、この娘に尽きます！
それを充分に堪能できたので、この点とします。