シナリオ、絵、音楽、三拍子揃った名作
テーマ的には幸福とは何かとか、そんな感じなんでしょうかね。
人間そっくりだけど、人間とはどこかが決定的に違うロボット達がヒロイン。
彼女らはやることなすことどこかズレてて滑稽なんだけど、その行動にはイチヒコへの愛が溢れてる。
でも、彼女らがイチヒコを愛してるのはイチヒコが人間で、彼女らがロボットという関係があるからこそ。
そこら辺にある種グロテスクな構図があるんだけど、そこをこまけぇこたぁいいんだよ!!(aa略)と笑い飛ばすところにこの作品の真価があるんだと思う。
和泉まひるの絵はこの頃が一番良かった。可愛いし、エロい。
音楽も素晴らしい。ヤーチャイカは名曲。
ショタ主人公とか、好みの分かれそうな要素はあるんだけど、
シナリオ、絵、音楽がこれだけ高い水準でまとまった作品は珍しいと思う。
やってない人はガチでおすすめ。特にSF好きなら鉄板。