安心の出来ばえ
オーガストの作品は良くも悪くも毎回ハズレを引くことが無いので安心できるブランドなのですが、今回は作風をガラッと変えてきたときは驚きました。
シナリオの内容ははっきりいうと今までの中では一番面白いと感じました。
シリアスで重いシーンは多いですが、そこはきちんと緊張感を味わえました。
主人公のボイス有という恩恵もありますが、主人公も私がやりたいことをやりのけてくれる、決める所は決める奴です。人としても間違いなく出来ているので不快に思うことはまずありませんでした。
そして肝心のヒロインルートですが、尺不足というよりヒロインと結ばれた後のシナリオ量が少なめと言えば少なめでした。ある程度おまけシナリオで補完はされてますがそこが大きな欠点といえるところでしょうか。
画質、システム周りからも前作よりも大幅にグレードアップしています。
エロゲとしてのエロさも相当なものでしたので、エロゲとしても良く出来ています。
ファンディスク展開はおそらくあるとは思いますが、絶対するべきでしょう。というよりしてほしいです。買います。