ルネソフトって、結構まともなメーカーだったんですね。今まで、得体の知れない陵辱系エロゲーメーカーだと、勝手に思っていました。(2017/07/03:「ルネワールド?」について追記。2018/2/11,3/1,3/25,5/4,7/7,8/18、2019/4/2,7/2,9/7,11/23、2020/1/1,2/29,3/14,6/13,6/26,7/12,7/27,8/22,11/26、2020/1/29,2/6:怒涛の販促攻勢について追記)
本作が、特に素晴らしいって訳ではぜんぜんないのですが、久しぶりに、何かを書きたいっていう衝動に駆られましたので、感想?を書こうと思います。
◎総論
私の場合、本サイトの新着コメント一覧の上側に、よくルネソフトの広告が表示されるのですが、それを見て今まで、作品タイトルを含めた内容とその絵柄から、自分の価値観とは全く合わない、絶対に手を出してはいけないブランドだと確信しておりました。
普通、思いますよね――作品タイトルとか見て――まともじゃないって(笑)。今回の作品タイトルも『ようこそ! スケベエルフの森へ』って、何じゃこれは。内容的に間違っちゃいないけれど、もうちょっと高尚なタイトルにした方が……。エロに高尚さなんていらない、ストレートで良いんだってことなんでしょうけど。
しかし、エルフ繋がりで、例えばエロゲーメーカーのエルフ(élf)なんかを考えると、素晴らしい作品なのにアホなタイトル(例:『媚肉の香り ~ネトリネトラレヤリヤラレ~』)を連発した挙句に解散なのだから、もうちょっとタイトル名称、考えた方が良いのではと思うんですけどね。2000年の発足から存在し続けているのだから、経営方針としては正しいのかもしれないけれど、私と同じ様な第一印象を持っていて敬遠している人達、多いと思うのですが、どうなんでしょうか? (2017/07/03追記:私の登録している長文感想への参照傾向を分析した結果、普通の作品を好む人達は、間違ってもルネ作品の長文感想を読もうとはしませんが、その逆も真だということが分かりました。つまり、ルネ作品を好むユーザーは、普通の作品など眼中にないみたいですね。ルネとしては、しっかり顧客の囲い込みができていて、独自のニッチマーケット「ルネワールド?」を確立しているってことが、よ~く分かりました。ある意味、凄いです)
それにもかかわらず、それでは何で今回購入したのかというと、本作の一言感想に「ストーリーが意外にもちゃんとしている」と書いてあるのを見たから。ただそれだけ。「食わず嫌いはいけないよね。一度くらい騙されたと思って、確認しないと」って思って……。我ながら、何が購入のきっかけになるのか、分かったものではありませんね。
さて、購入後インストーラーを起動して、ちょっと感動。作りが少し凝ってて、これまで見慣れていた他の作品とは違うぞって。次にREADMEやオンラインマニュアル(User's Manual)を読んで、そのしっかりと記述されている内容にも感動。そのため、ルネソフトってかなりまともな組織なのかもと、認識を大幅に改めることに致しました。
私は、ルネソフトのゲームなど、もちろん初めてプレイしたのですが、インストーラーもそうですが、ゲームシステム自体も、他とは違って独自仕様ですね。特に素晴らしいのが、フォントサイズが変更可能なところ。私も最近は、大きなフォントサイズが恋しい年頃なのです。時たまあるでしょう、字が小さすぎて読みづらい作品が。最近だと『Re:LieF ~親愛なるあなたへ~』とか――あれはいかんよね、怒ってる人いたし。
ところで、組織としてまともなことと作品の出来とは、必ずしも比例関係にならないことは、皆さんもご承知のとおりです。本作もけっして出来が良いとはいえません。目の付け所は良かったのに、エルフの世界観をさらっと流してしまったため、タイトルどおりの単なる抜きゲーでしかなくなってしまい、ある意味、どうでもいい作品に成り下がってしまったと感じております。
もっとエルフ世界を深掘りしていれば、評価はずっと上がった筈です。
例えば、
・エルフとダークエルフの関係
・ダークエルフの現状
・エルフ世界の現状
などについてです。確かに書いてはあるんですよ、表面的には。でも、ぜんぜん足りない。そのため、個別ルートは、ほぼ単なる抜きゲー状態に……。そもそも、抜きゲーにしては、全然エロくないので、本来の目的すら達成できていないのです。
もし、私がプロデューサーだったら、冒頭のストーリー展開から『真・恋姫†無双』または『スマガ』みたいなものを目指したと思います。しかし、ルネソフトとしては、本作ぐらいまでの内容が限界ってことですよね。でも、これでは私の評価が今以上に上がることはないですね。現状のままでは、私的には、次の作品を買う動機は起きないです。
では、この様な状態で、なぜ本作の感想を書こうと思ったかというと、結構、エポックメーキングな作品だと感じたからです。どういうことかというと――他の作品の長文感想に書いたりしていますが――私は、近年のエロゲー市場規模の縮小傾向への対策として、もっと大人向けの作品を提供しろよって主張しているのですが、本作は、少しは大人向けに歩み寄ったかなと。
具体的には、次のとおりです。
・登場人物達の設定が曲がりなりにも大人
⇒エルフ達の実年齢が千歳以上という設定はおいといて、精神年齢的にそもそも大人
・主人公が老人になってからのセックスシーンあり
⇒私のプレイしたエロゲーでは、初めて
・自分の子供達とのセックスシーンあり
⇒自分の子供達とのセックスって、新境地かも
背徳感がありそうで、大人っぽい
ただ、エルフの世界観ではあまり背徳感はないのですが……
本当に、何か勿体ない作品なんですよね。もっと、いくらでも料理のしがいがあったのに、抜きゲーの殻を破れなかったばっかりに……。エロゲーメーカーとしては、最もストレートな正しい選択をしたのかもしれませんが、残念です。
まぁ、世の中のお約束ごととして、ネタ探しは下位メーカーにお任せするとして、大手メーカーは下位メーカーがせっせと探し出したネタを元に、莫大な利益を貪り尽くすというのが世の常。後は大手メーカーにお任せするとしましょう。下位メーカーは、大手メーカーの礎にでもなってください――世の中の仕組みとして、歯車として――それが道理っていうものでしょう。稀にその道理を外れる外道が現れるけれど……。
というわけで、本作の総合評価ですが、70点以上をつけるには、エルフ世界の深堀り不足だし、抜きゲーとしても深堀り不足――私は尺が短くて濃い内容が好み。最近は時間ばっかり長い水増しセックスシーン作品ばかりでウンザリ(内容の質ではなく字数でライターの金額が決まるから?)――ということで、67点としました。
因みに、Amazonの販売価格で評価すると、発売後1箇月以上がたった5月5日時点で、
参考価格:¥9,504
価格:¥7,723 通常配送無料
OFF:¥1,781 (19%)
となっています。意外と落ちていないですよね。というか、4月5日に私が購入(¥6,780)したときより、値段が約千円も上がっているし。どうなってるんですかね。もしかすると、世間的にはけっこう評価が高いのかもしれませんね。また、オンライン認証システム『playDRM』使用の影響からか、見事に中古出品がないです。メーカーとしては思惑どおりってことでしょうか。
◎1年たって、怒涛の販促攻勢
2018/02/11追記
ルネはエロアニメも制作するので、そのうち出すんだろうなぁと思っていたら、本当にOVAが出ました。内容と雰囲気はそのまんまですね。20分間、ひたすらセックスしてるだけですけど(笑)。一応、アニメだから動く動く。
ところで、現時点のAmazon販売価格を見たら、「Amazon限定特典付き」と「限定特典なし」が、同じ¥7,373(22%OFF)でした。1年弱たっても、あまり落ちずに安定してますね。というか、Amazon以外の出品は8千円以上なんですけど、そんなに人気なのか、この作品? 限定特典付きは割引なしが基本だから、Amazon、限定特典付きをどんだけ作ったんだよって感じですけどね。中古が1点出てましたが、オンライン認証できることをどう確認したんでしょうね。
2018/03/01追記
OVA第二弾は、3月2日。1週間前あたりから、またぞろ広告が。内容は、まぁ、ダークエルフ達とひたすらセックスですかね(笑)。
2018/03/25追記
引き続き4/27発売のビジュアルファンブックの広告が……。ここぞとばかりに畳み掛けますねぇ~。商魂たくましいですね。
2018/05/04追記
ビジュアルファンブック発売で、またぞろ広告が表示。バナーが1週間以上たっても消えず、表示されてるイヴリンとルーシェの顔が可愛くて、ついに抗しきれずにクリック。高々ビジュアルファンブックの販促に10分25秒も費やした販促ムービーが、これまでの(ゲームも含めた)スケベエルフ関係で最も完成度が高いという、力の入れ方間違ってるだろ、これ(笑)。ビジュアルファンブック発売にかこつけて、これまでのグッズや書籍関係を全て紹介。最後にダメ押しで、フィギュア制作中の告知。おいおい、どこまで行くんだよ、一体全体。もしかして、ファンディスクや第二弾もあったりして……。
2018/07/07追記
なんかまた広告が。フィギュアの前に抱き枕ですか。しかも、取りおろしボイスドラマ付きのも用意なんかして。わかりました。もう降参です。しかし、自ら大ヒットアダルトPCゲームだと自画自賛している割には、本サイトでのデータ数は現時点でも49件しかありません。どんだけこのサイトの利用者から嫌われてるんだよ、ルネ(相手にされてないともいう)。まぁ、私も感想の冒頭で書いたとおり、人のことは言えないのですがね。
2018/08/18追記
またまた抱き枕の広告が。しかも発売前から"只今品切れ中"。どうも「イヴリン抱きまくら」が人気らしい。そのため、「イヴリン抱きまくら」とセットにして在庫処分まっしぐら状態になりそうだと判明しました。あざとい売り方が分かりやすいです。これはもう、イヴリンフィギュア、大ヒット間違いなしかも。転売目的での購入もありそうですね。投機商品かよ、もう。
2019/04/02追記
バナー広告がなかったので知りませんでしたが、なんとミズリィ抱き枕カバーが2月22日に発売されていたんですね。ミズリィってこんなにムッチリだったのかと改めて思ったりして。ルネソフト通販を見ると、最新のミズリィ以外の抱き枕、只今品切れ中となっているのですが、商売っ気がないのか、これ以上、作っても在庫かかえることになるから作らないのか、どっちなのでしょうね。それにしても、これまでの抱き枕カバー、ダークエルフ側ばかりなのですが、なぜでしょう? 因みに、特典録り下ろしボイスドラマの内容の流れが秀逸(「キス&前戯」から始まり、途中「アナルバイブ責め」をはさみ、そして最後に「ピロートーク」って話の運び方が凄いです。ゲームのシナリオでも、これくらいの才能発揮して欲しいな、ルネ!)。
2019/07/02追記
6月13日に、イヴリンフィギュア着色画像が公開されました。制作発表から1年以上たっても、まだ制作中なんですから、フィギュアの制作って、たいへんなんですね。コスチュームは黒・白バージョンあるって、商売っ気あること。個人的感想では、黒バージョンが好みです。なぜなら、よく見るとコスチュームで顔の表情(特に口元)に相違があって、白バージョンの顔は、なんかイヴリンのイメージとは違うような気がします。イヴリンの姉貴かよって感じの顔つきです。どちらにしても、目がなんかちゃちっぽく見えてしまって、そこが好きじゃないかな。ガラスの目とか嵌め込んでくれたら、高級感がでるかも。素人丸出しの感想ですみません。完成したら、何らかのタイアップ企画とかしないんですかね。
2019/09/07追記
6日から突如アクセス数が増えたので、検索したら案の定、ついにダークエルフ以外の抱き枕、ルーシェが出ました。それ以前に、本サイトにもバナー広告が……。この後、フィリス、ノル(大人、子供バージョン兼用?)とか続くんですかね。キャラクタ作品って、1つヒットすると、商売上、本当に息が長いですね。ところで面白いこと発見。例えば、イヴリン抱き枕カバーの新品の販売価格を見ていたら、次のとおり。
・ルネソフト通販:13,824 円(ビジュアルファンブック&抱き枕カバーのセット)
・Amazon①:18,514円より(抱き枕カバーのみ)
・Amazon②:7,800円(販売/出品 「赤いデパートがある」、発送元: 中華人民共和国)
これから考えると、ルネソフト通販での購入が正しそうだが、Amazon②はダークホースですね。販売元の名前がウケる(笑)。しかも配送料無料って、中国恐るべし。そもそも本物なのか? 抱き枕カバーが超粗利商品だってことが如実に分かりますね。
2019/11/23追記
いつの間にか、「抱き枕カバー第5弾! イヴリン踊り子衣装バージョン」が発売されていました。今回はバナー広告を見かけなかったので、ぜんぜん知りませんでした。なんかポーズと衣装が、イヴリンフィギュアの黒バージョンを意識してるっぽいのが、ご愛嬌! イヴリンフィギュアといえば、Q-six公式Webサイトの商品ラインナップを見ると、ここ半年以内に販売されることはないみたいですね。早くて2020年後半、価格は2万円前後って感じですかね。因みに、適当に書いてますから、信じないように!
2020/01/01追記
まさか、「1年たって……」の追記が、3年目も続くことになるだなんて、2年前に誰が想像したであろうか(笑)。年末にまたアクセスが増えたので、ついにフィギュアかと思って検索したら、ドンピシャでした。
参考価格:19,580円(税込) ということは、税抜きだと 17,800円
予想より少し安かったかな。税込/税抜きとも、割安感を出すような価格設定にしたのが、面白いです。つまり、税込で 20,000円を、税抜きで18,000円を超えないように、心理的な配慮をしたってことですね。沢山売ること前提でしょうか。発売時期も、7月以降だと予想しましたが、6月かよ。意外と早かったですね。2019年12月18日から予約受付開始で、2020年2月2日以降は予約注文キャンセル不可みたいです。
私、フィギュアなんて買ったことないですし、知見も何もありません。「キャストオフって何?」みたいな、マジで(笑)。そのため、一体、後学のために購入してみようかと、検討中です。
早速、何処から購入しようか検索して調べてみたところ、どこも数量制限しているんですね。3個までが多くて、5個までが一箇所、Amazonは出品者のみで特に数量制限のコメントは無かったのですが、数量選択の仕組みで、黒(通常)が2個まで、白(White ver.)が3個までの制限がかかっていました。これは転売防止策の一環でしょうか? それとも大量に注文しておいて、バックレる人対策ですかね。
もし購入するなら、黒ですかね。髪も衣装も羽衣も全部白だと、やはり見た目のメリハリが……。せめて、羽衣の色くらい変えたらって思いました。もしかして白は、自分の好みに彩色したがる超マニア向け? それ以前に、私には唇の甘い笑みが、どうもイヴリンのイメージじゃないというか。当然、マニアは二種類とも買うのでしょうけど……。
そういえば、アクリルフィギュアスタンドを限定特典としている所があったのですが、なぜって思ってしまいました。もしかして、イメージ写真にある黒い台座って、オプションなのですか? そんなことすら、知らないのですが……。一見さんは、やはり買わないほうが身のため? それにしても、【サイズ】約29cm(羽衣込33cm)って、でけえな!
2020/02/29追記
悩みに悩んだ末、予約してしまった。キャンセル不可なので、もう後戻りはできません。Amazon、2月初旬までは5%還元キャンペーン対象だったのに、その後、対象外になってしまって、あの時、予約しておけばよかったと、後悔の念が……。白の方が将来的なプレミアは高そうですが、私にとってはどうでもよいことなので、無難に黒にしました。そうそう、Q-sixのWebページで商品仕様を確認したら、専用ベース付属となっておりました。黒の台座付きってことですね。後は、新型コロナウイルスの影響で発売延期があるのかどうかってところでしょうか。
2020/03/14追記
久しぶりにルーシェのバナーがと思ったら、DMM GAMES.R18 の「【まとめ買い】ルネブランド大集合!10本選んで10,000円セット」(配信期間:2020/03/06~2020/04/03 10:00) の案内でした。「今回の目玉はこの商品!」と銘打ってあって、当然の如く「ようこそ! スケベエルフの森へ」なのでした。ついに、10,000円ワゴンセールの客寄せパンダに――本来のタイトルから受けるニュアンスどおりの扱いになってしまったか(笑)。
2020/06/13追記
12日から突如アクセスが増えたので調べてみたら、OVA第三弾のバナー発見(7月3日発売)。「エルフとダークエルフの全面対決! 救世主様と『らぶらぶ子作り対決』♡」だとか。更にFANZAで6/12~7/8まで、『ルネブランドの20周年キャンペーン』の一環として「20周年特別感謝のセットアイテム販売中!(15,800円)」。畳み掛けますねェ。でも、私、思いますに、こんな在庫処分キャンペーンするぐらいなら、新作だせよって(笑)。それにしても、イヴリンフィギュア、今月発売されるのかどうか、私の興味はそれ一択です。
2020/06/26追記
イヴリンフィギュア、
6/24の通知メールで、お届け予定日が(2020年08月01日 - 2020年08月02日)だったものが、
6/25の通知メールで、お届け予定日が(2020年12月01日 - 2020年12月02日)に早速変更。
予想どおりというか、新型コロナ様様ですな。それにしても、1日にして発売日変更。こりゃ、年内の入手は無理だな。南無~。
2020/07/12追記
昨日からまたアクセス数が増えたなと思ったら(私の感想はアンテナショップかよ)、ついに出ました抱きまくらカバー第6弾! ツンデレツインテール「フィリス」。相変わらずボイスドラマの内容だけは興味をそそります。それにしても、抱きまくらカバー第何段まで続けるつもりなのでしょうかね。
2020/07/27追記
今回のバナー、けっこうシツコイなと思っていたら、OVA第四弾「エルフもダークエルフも仲良く子作り! 救世主様と『ハーレム生活』♡」(8月7日発売)の広告内容に変わっていたのでした。この調子で来年も何か仕掛けて引っ張るのでしょうか。それともいよいよ新作?
2020/08/22追記
畳み掛けるように出ました抱きまくらカバー第7弾! ちっちゃな長老エルフ・ノル。今回はアクセス増える前に書けたな(笑)。トリはノルってことで、これで最後ですかね。あっ、でもノルの大人バージョンが残っているのか。今回のノルの絵は、少々お淑やかっぽい。とすると、もし大人バージョンが出るなら、エロっぽいのを期待となるのですが、果たして出るのかどうか。
2020/11/26追記
暫くメールを見ていなかったのですが、11/16にイヴリンフィギュアのお届け予定日変更(2021年02月02日 - 2021年02月03日)の案内が来ていました。6月の変更案内時点での私の予想どおりでしたネ! メーカーは決算の関係上、来年3月末までには何としてでも出荷しようと、売り上げ確保のために奔走するのでしょうけれど、どうなることやら。
2021/01/29追記
まさかまさかの「1年たって……」の追記、4年目。一発目から悲しいお知らせが……。イヴリンフィギュア、お届け予定日がまさかの前倒しで、1/28に届いたのでした。早速、梱包を解いて、フィギュアの重さにまず感動。次にじっくり眺めて触って、その精巧な作りに感動。乳首の勃起具合が、指の腹にこりこりして心地よい。おまんこもちゃんと割れ目があるぞ(スジのみ)。尖った耳や一本一本の指(爪あり)の造形にも感動。心配していた目も、実物はそれほどプリントっぽくはなかったです。ただ、髪の毛はちょっと残念。頭頂部の髪の毛の筋がもっと細かく描写されていた方が良かったかな。ここまでの評価は、総じて◎。
次に、キャストオフの真髄、ハート型のピンク色乳房パッドを乳房にはめようとして、緊急アラート発生。一つがぜんぜんはまらない。どうも、勃起乳首をはめる窪みが小さくて乳首がはまらず、固定できないことが判明。最悪なのは、はまらないから強く押してみたら、あろうことか、乳房パッドの飾りの突起が、乳房に強く押し当てられることになって、乳房の該当箇所がかすかに凹んで塗装が剥げてしまいました。
わ~ん、やはり一見さんのど素人が、フィギュアなんか買ったのが、大間違いだったのでした。取り敢えず、購入元に確認したら、「商品の初期不良に関しましては弊社では対応出来かねる内容になりますのでメーカー様に直接ご連絡」とのつれない回答が……。そのため、パッケージの箱に印刷されてあったお問い合わせ先に連絡中ですが、回答があるのかどうか。事の顛末は、進展があり次第、追記していきます。本日の教訓「ど素人、フィギュアを買って、泣き寝入り」。肝に銘じました。
追伸:Q-six通信販売代行会社から連絡があり、交換してもらえることになりました。良かったよ~。不良の乳房パッド1枚だけ交換とかだったら、泣くに泣けないですから。ということで、たった1日のイブリンフィギュアオーナーでした(来週末に際入手かな)。
2021/02/05追記
本日、良品交換品が届きました。当面開梱しません。なぜなら、届く前にWeb上で情報をあさってみたところ、イブリンフィギュア購入後の動画や写真の解説とかで、すごいなマニアって人達が情報提供しておりました。それで分かったのですが、キャストオフ部品の取り付けは、けっこう大変みたいです。曰く、
「両胸のパーツは素では取り付け不可能。両面テープなどを自前準備して取り付けるのが無難」
「胸の衣装パーツはダボ穴に乳首をはめて固定するタイプ。保護のためにもブルタックや両面テープ等をつかい、やさしくかぶせるように取り付けるのが無難」
「台座には両足とも裏からビス止め」⇒。足の破損が怖くできないとの感想あり
「羽衣の組付けはけっこう大変で、ドライヤー必須。何度も脱着したくない感じ」
「股間のパーツはとても小さなパーツなので破損要注意。ピンセットが必要」
との感想でした。これじゃ、セットアップ無理だろ、ど素人の私では。ただし、次のとおり評価はどこも基本的に高評価。
「既にプレ値になっているこのフィギュア。定価以上の出来栄え」
「葵渚先生と言えば豊満なボディの褐色キャラですが、
その魅力を十分に引き出した素晴らしいフィギュアだと思います♪
褐色肌好きなら間違いなくオススメ!」
ど素人の私でも上記の高評価はそのとおりだとは思いましたが、次のようなご意見も。
「濃い口の顔立ちや造形なだけに目のモールドないのが残念な気もする…」
「概ねデコマス通りだと思いますが、唇の塗装がデコマスのほうがハッキリしていたように思います」
因みにモールドやデコマスって言葉、初めて知ったゾ! 私は前に「ガラスの目とか嵌め込んでくれたら、高級感がでるかも」と書きましたが、なるほどモールドねぇ。またデコマスとは、「工場で量産する前の彩色済みサンプルのこと。プロが仕上げているので、製品版より精巧で塗装も綺麗。当然、造型や塗装の目立った粗はない。販売商品のデコマスからの劣化がフィギュアではよく起こる」って知るかそんなこと。こんな無知状態で良く買ったよ、私。
ところで、良品交換してもらったのですが、追加メールで「胸部衣装パーツの取り付けは色移りや破損の防止のため、必ずドライヤー等でパーツを温めてからの作業をお願い」とのQ-six公式Twitter情報をお知らせいただきました(胸部衣装パーツの取り付け問題は事前に把握していたみたいですね)。
https://twitter.com/Q_six_hobby/status/1354338355769610245
やっぱり、ど素人が万単位のフィギュアを購入するのは無理があったみたいです。『初めての美少女フィギュア通販!転売師なんかに負けないぞっ!』とかのブログ記事を読んで、相当勉強してからでないと危険すぎるというのが、今回の購入での勉強成果となったのでした。
◎作品全体をとおして
ここでは、作品全体に関わることを、ちょっと書いておこうかと思います。
・主人公の姓名変更について
本作では、主人公の姓名が変更できます。説明書には、次の様に書かれています。
--------------------------------------------------------------------
開始時に『姓』『名』を変更することができます。デフォルトに戻したい時はデフォルトボタンをクリックしてください。
※本作ではデフォルトで主人公の名前を言わない仕様となっております。そのため変更を行っても、再生されるボイスには影響はございません。
--------------------------------------------------------------------
私はこの文章を読んで、デフォルトの「伊藤祐一」でも主人公の名前は無音だと解釈しました。なので安心して氏名を変更してみました。でも、ルーシェとイヴリンのルートは、けっこう頻繁に名前を呼ぶ文章があるのに、悉く無音なので、なんか変だなぁとは思いながら、プレイしておりました。そのため、フィリスルートをやる前に、デフォルトの「伊藤祐一」に戻したのですが、その時、ルーシェルートで本当に名前を呼ばないのか確認してみたら、ちゃんと声優さんは名前を読んでいるじゃないですか。
一体、「デフォルトで主人公の名前を言わない仕様」って何いっちゃてるんでしょうか? もしかして(『姓』『名』を変更した場合は)ってのを、「本作では」の前に補えってことなんですかね。でもそうすると、その後の「そのため変更を行っても、再生されるボイスには影響はございません」ってのが意味不明になるのですが……。
紛らわしいことに、そもそもデフォルトが「伊藤祐一」設定を指しているのか、「氏名変更に関係なく設定で」ってことを言っているのか、どちらにしても「主人公の名前を言わない仕様」だとしか解釈できないのですが……。とにかく結論は、デフォルトの「伊藤祐一」では名前をちゃんと読んでくれるです。
2020/04/05追記
今更ですが、やっと理解できました。最初の文章は「伊藤祐一」がデフォルトの対象で、※印の文章では「氏名変更後は主人公の名前を言わない仕様」がデフォルトの対象なので、変更後に主人公の名前以外のボイスはそのまま再生されるってことらしい。こんなこと、事前にゲーム仕様が明確に把握できていないと、理解できるわけがありません。それ以前に、一続きの文章でデフォルトの対象が異なるような使い方をしていることが、そもそも問題です。
・主人公の精液の特殊性について
作品設定では「主人公の精液を体内に取得すると自分達の魔力が増えることが判明」となっているのですが、この設定を活かした話を本文で読んだ記憶がありません。どこに記述されているのでしょうか? 少なくとも、記憶に残る様な記述内容はなかったと思います。
・テキストの不具合について
テキスト上の不具合がけっこう多かったです。
誤字脱字:40箇所以上
声優さんの読み間違い:30箇所以上(テキスト表示と言い回しが微妙に合っていないのも含む)
最初にルネソフトはしっかりした組織かもって書きましたが、少なくとも製品の品質管理はぜんぜんできていないことは分かりました。そもそも、今回は修正パッチを出す気があるんでしょうかね。
・エルフの繁殖方法について
実は一つ疑問があって、そもそも神樹が無かった時代は、エルフはどうやって子供を増やしていたのでしょうか。他の種族との交わり? 昔の危機的状況の対処として、その様な方法もあったみたいな事が書いてあった気がします。でも、いつも危機的状況だった訳でもないみたいですし、謎です。
・シナリオライターについて
本作のシナリオって、公式ホームページでは和知氏だけが記述されていますが、エンドクレジットや User's Manual の SETUP を見ると、次の様になっています。
プロット: 和知まどか
シナリオ: 和知まどか/K-TOK/川原圭人
ただ私の定義では、シナリオはプロットやテキストを含むので、もしプロットという職種をだすのなら、シナリオ部分は「テキスト」と表記すべきだと思いました。つまるところ、シナリオライターは"和知まどか"で、テキストライターが”K-TOK/川原圭人”とするのが順当かと。
◎各ルート毎の感想
最後に、各ルート毎の感想を書いておきたいと思います(かなりメモったので、取捨選択して抜粋)。
因みに、私の攻略順は「ルーシェ→イヴリン→フィリス→デルヴァ→エルダ→ミズリィ→ノル→ハーレム」です。私は通常、"追加項目(Extra)"の"イベントCG"や"シーン回想"に登録されている攻略対象の順番どおりに攻略する様にしています。なぜなら、作り手が考える順番に従った方が、途中でネタバレもなく、破綻無く楽しめるのではと思うからです。しかし、今回はノルを最後に攻略しました(ハーレムは仕様上一番最後)。理由は、ノルは長老なので、当然、何かこの世界に関する隠し球ストーリーがあるに違いないと考えたからです。これは、ある意味正解でしたね。
●共通ルート
・テキストの間違い?
ルーシェ「あの……私では、お役目不足でしょうか?」
⇒「お役目不足」って「役不足」のことかな。もしそうなら、ここでは「力不足」が正しいと思う
誤字脱字の例
それが返って初めてを体験した膣によってペニスを締めることになったことをルーシェは気付いていない。
⇒却って。誤字脱字なんて沢山あるのに、なぜこれをわざわざ挙げたかというと、最初気がつかず、この感想書くのに、後からぱらぱらと見直していて、偶然見つけたから
・エルフの設定
エルフといえば、痩せぎすで肉が少なく身体も軽い印象だったが、ルーシェやここにいる人々は違った。
むっちりとしたフォルムと肉厚な膣内の感触がプリプリと俺のペニスを締め付けて離さない。
⇒こういう、規定路線を覆す設定変更というのは、良いと思います。ただし、私のエルフ知識は、アリスソフトのランスシリーズ一択ですから、標準的なエルフ像っていうのが何なのか、そもそも分かっていないのですがね。
★イヴリンに出会ってから話が面白くなり始めました
・声優さんの読み間違い例
イヴリン「いえ……ただ、信じていただきたいんです。私……は、無理強いをさせられてなど……いません……」
⇒「無理強いをされてなど」と読んだ
★最近、テキストを無視して台詞の言い回しを省略する声優さんが多くなった気がするのですが、「されて」と「させられて」では聞き手の受け取るニュアンスが大分違うと思います
●ルーシェルート
声優さんの読み間違い例
ルーシェ「不安なようでしたら、この間……わたしの好きなところを触っていていいですよ。うふふっ……」
⇒「この間」を「このあいだ」と読んだ。これでは「先日」を意味することになってしまう
ここでは「期間」を示すのだから「このかん」でしょう
★普通のHって何?
主人公「し、しましょう! 普通以外のHも」
⇒文脈から考えると、普通のHとは子作りHのことになるのですが……
声優さんの読み間違い例
ノル「無論、情の深い一族のことじゃ。おぬしに抱かれた以上、他の誰にもこの身を与えはせぬ」
⇒「情」を「なさけ」と読んだ。正しくは「じょう」
そもそも、情を「なさけ」と読ませたいのなら送り仮名「け」が必要
●イヴリンルート
声優さんの読み間違い例
デルヴァ「納得がいかぬ……できるわけない……きちんと説明をせんか、イヴ!」
⇒「できるわけがない」と読んだ。でも声優さんの読みの方が、好ましいと思う
★なかなかイヴリンルートは、奥が深いです
神樹、エルフ、ダークエルフ、救世主との関係が複雑に絡んで、これからどうなるのかと
⇒で、ルネソフトの限界はここまでだったかと、納得
★神樹の下でのセックス、イブリンのお腹に紋章が出ないんですけど。何故だ?
★突然の場面転換(主人公の世界への転送)
結構、作りが上手いです
★ベランダでのセックスでも、紋章が出ないんですけど。会話ではイブリンが紋章が出ることを言っているのですが
声優さんの読み間違い例
デルヴァ「そうか……ではゆっくりしていけと言えないな。なんせ、お前は私以上に頑固だからな」
⇒「とは言えないな」と読んだ。でも、声優さんの読みの方が、個人的には好き
★神樹の根元の穴の部分の形、ヴァギナですよね、よく見ると
こういうところは、抜かりがないですね
★ちょっと勘違いしてしまった文章
イヴリン「は……ぁ、私、赤ちゃんが出来て……んっ、ゆるくなってしまった……なんてことはありませんか……っんんっ……」
イヴリン「がんばって……あっ、締めているんですけれど……?」
⇒赤ちゃんを産んだ後のセックスシーンなのかと思ってしまった。しかし、後の文章を読むと、妊娠中のセックスだと分かる。では、なんでイヴリンはこう思ったのか。ライターさんがなにか勘違いしたのかな?
★「掻き抱く」って言葉が、妙に気になってしまった
イヴリンが望むのならば、どこまでだって旅をしよう。俺はそう呟くとお腹の子供ごとイヴリンをきつく掻き抱いた。
⇒なんで気になったかというと、「きつく」と補っていたから。そもそも「きつく」は形容詞「きつい」の連用形なのですが、ここでは「強く」の意味合いだと思います。ところが、「掻き抱く」自体が「強くだく」ことを意味しているのだから、「きつく」は余計だと思いました。まぁ、より強調したかったということかもしれません。私なら、すきまなく密着するさまを示す「ひしと」にしたと思います。
私自身は、「掻き抱く」って言葉には強く引かれたので、このライターさんを賞賛したいのですが、普通に「きつく抱き締めた」って書いてくれた方が、殆どの人には分かりやすいし、読みやすいのではとも思いました。
ぜんぜん関係ありませんが、昨日、『週末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』というアニメを見たのですが、正しく掻き抱いていましたね。
●フィリスルート
誤字脱字の例
フィリス「さ、さあ! そうと決まれば早く車に乗ってくださいませ!」
⇒「馬車」が正しい。声優さんはそう読んだ
★ハイエルフの城に着いた場面
フィリスの母と会った場面で、フィリスの母はフィリスと良く似ている設定のため、立ち絵がフィリスのまま全く同じで切り替わらない(つまりフィリスの母の立ち絵がない)のに、会話だけは母のセリスになってしまい、もう演出が滅茶苦茶みたいな。なんですか、これは。
★城の記述と背景画が合っていない
フカフカと足元に敷かれている赤絨毯を踏みしめながら、俺はおそるおそる聞いてみる。
⇒背景画の城の廊下が大理石(と思われる)で敷き詰められた描写のみとなっており、赤絨毯がない
★イベント絵のベッドでの3人(シェリス、セリス、フィリス)の位置関係が、同じ顔なので区別ができず、分かりづらい
⇒左:シェリス 中:フィリス 右:セリス
最初、セリスの横にシェリスと説明があったので、セリスとシェリスは両隣かと思ったのですが、セリスとシェリスの破瓜の描写で、最終的に上記の並びだと判断できた
誤字脱字の例
フィリス「その責任を取って……わたしだけをお抱きなさい……!」
フィリス「は……んんっ、だって、救世主様は、わたしのなんだからぁ❤…… わたしだけを妊娠させてぇ…… 赤ちゃんつくるのぉ……」
⇒「わたくし」が正しい。声優さんはどれも正しく読んだ
★背面座位のシーンが、良い感じ
絵も素敵だし、バックグラウンドで流れるフィリスの喘ぎ声が控え目なのも、良い感じ
⇒最初、私にはフィリスの声優さんのキャンキャン声だとセックスシーンは合わないかなと思っていたのですが、すごく良かったです。キャンキャン声なのに、控え目で余韻がある読み方をして――矛盾したこと書いてますけど
声優さんの読み間違い例
フィリス「……あっ……掻き抱いて……っ! わたくしを、無我夢中で、抱いて……っ……!」
⇒「掻き抱いて」を「かきだいて」と読んだ。普通は「かきいだいて」
★そういえば、「切羽詰まる」の読みが「せっぱづまる」ってなっているのが何箇所かありました
辞書的には「せっぱつまる」なので、ちょっと気になった
★早朝訪問時の考え方が最初の頃と合っていない
ひんやりとした朝の空気の中、たくさんの従者を従えたいつものフィリスがそこにいる。
⇒この内容はおかしいと思う。なぜなら、主人公にフィリスが選ばれて、フィリスが早朝に主人公の所に馬車で押しかけてきた時には、自ら馬車を運転し一人だけで来て、「決められた時間外で使用人を無理矢理働かせるなど、城主の名折れです」と言っていたのですから
★城の大浴場でのシーン
侍女を下がらせた後も、イベント絵ではずっと侍女二人が一緒にいるので、なんか変。手抜きです
●デルヴァルート
声優さんの読み間違い例
エルダ「樹が機能してたギリギリのときは、それをすることでだいぶマシになったけど…………昔は本当にひどかったなぁ」
⇒「マシになってたけど」と読んだ。たぶん、テキストの方が正しいと思う。「なってたけど」では他人事の様なニュアンスなってしまう。エルダは当事者なのだから
★デルヴァ猫、ちょっと面白い
声優さんの読み間違い例
イヴリン「わかります。お腹の中がミチミチと音を立てて……一瞬で夢心地になります」
⇒「夢見心地」と読んだ。日本語としては、どっちでも同じ意味だけど、テキストどおりではない
★総じて、デルヴァルートは声優さんの読み間違いが多いと感じた
●エルダルート
★長音符「ー」の使い方
エルダ「んだよ、つまんねーーー………檻の中でも関係ねえのによ」
⇒私のフォント設定では長音符「ー」なのかダッシュ「―」なのか区別がつかなかったのでフォントを明朝に変えてみたら、長音符「ー」だと判明しました。そもそも、ひらがなに長音符って使えるんだっけと。あちこちでこの様な使い方をしているのですが。長音符はカタカナ用だと思っていました。そもそも三点リーダーの使い方も正しいのかどうか
★祐一の感想
ダークエルフはみんなこうなのだろうか。無知といいながらも、すぐにいやらしい奉仕してくれるイヴリンもすごかった。
⇒祐一から見ると、イヴリンは淫売になるのだろうか
声優さんの読み間違い例
エルダ「どうせ産ませるなら強い子が出来たほうがいいだろっ……? なぁ……アタシ、絶対いい母ちゃんになるぜっ……れろっ」
⇒「産まれるなら」と読んだ
この文章だけならこれでも良いけど、その前のイヴリンの会話、
イヴリン「これで……これで私にマスターの赤ちゃんを産ませてください……んんっ」
から、テキストどおり「産ませるなら」が正しいと分かる
誤字脱字の例
エルダ「どっちだよっ……アタシだけでもマスターを満足させられるんだからなっ……調子乗るなっ、んっ……」
⇒マスターではなく「ダーリン」が正しい。声優さんは正しく読んだ
誤字脱字 or 声優さんの読み間違いかの判断が難しい例
エルダ「アタシの一番奥っ……! ゴンゴン叩いて、突いてるっ……あああんっ! あ、アッタマ、おかしく、なるぅう……っ!」
⇒「突いてくるっ」って声優さんは読んだ。この方が文章のリズム的には良いと思う。ただ、一つ前の文章が、「ぐりゅうって入ってる……ぅっ!」なので、「突いてるっ」が正しい気もする
●ミズリィルート
★ダッシュ「―」と三点リーダー「…」の使い方
話し声「……――そう……――ことが――……」
⇒これ、正しい使い方なの? どの様に解釈すれば良いの?
★初めて知った薀蓄
ミズリィ「エルフのお耳は……っ、た、ただ長いだけじゃなくて、自然の声を聴くための、大切な機関……っ」
ミズリィ「わずかな風の音や水のせせらぎすら聞こえるように……っ、一番敏感な場所なのよ……もぉおっ……!」
⇒因みに、誤字脱字:機関 ⇒ 器官
声優さんの読み間違い例
ミズリィ「ねぇん……全然足りなぁい……もっとミズリィのママメス穴をぐちゅぐちゅして欲しいのぉ~❤」
⇒「ぐちゅぐちゅにして」と読んだ。「に」があるのとないのとでは、ニュアンスが違うかな
●ノルルート
注)ここは完全にネタばれなので、プレイしていない人は読まないでください
声優さんの読み間違い例
イヴリン「大切なお客様が来るそうですね。確か、マーメイド族の女王様だとかなんとか……」
⇒女王とだけ読んだ。様を抜かした
★それにしても、いきなりマーメイド族とか言われても、ここまでのストーリーでエルフ世界の交易説明など殆ど何もないのですから、なんじゃらほい状態です。そもそもこの一行で、マーメイド族の何が分かるというのでしょうか? 本当にタイトルどおり、「スケベエルフの森」がこの世界の中心であり、全てなわけです。矮小すぎて悲しくなってしまいます。「スケベエルフの森こそミクロコスモスの源流だ」とか嘯けば何かが変わるのでしょうか、いや何も変わらないですよね、はい(^_^;) 。
★神樹は「機関」じゃなくて「器官」じゃないの?
元々、神樹は子を授け、生む機関だったこともある。何か関係性があると思うのは自然なのだろう。
ノル「さて、その後が最悪じゃ……人でありながらエルフの子を産んでくれた救世主は、魔術と技術とで神の樹に変えてしまったんじゃ」
ノル「永遠にエルフの子を宿し、産むだけの機関に造り替えた。人である部分を消して、完全なる……『エルフの母』『原初の母』としてな」
⇒ト書きの「生む」は「産む」が正しいと思うのですが、「機関」は「器官」じゃないのと思ったりします。神樹は機械ではなくて生物だし。しかし「ある働きをするための仕掛け・仕組み」だと解釈すると「機関」で合っている気もします。でもライターは、ミズリィルートで、エルフの耳を「機関」だと書いているので、何も考えていなさそうですし……。どうなんでしょう?
★ノルの母が神樹にされたことに対する、ノルの『憎悪』
当時を生きていた者たちは、ダークエルフやその他の種族に殺されたりして数が減ってもういないのだと言葉を続ける。それを言うときに含められた、始めてみる『憎悪』に、俺はノルに復讐があったのだろうと感じた。
⇒「始めて」は「初めて」の誤字脱字ですが、そんなことはどうでもよくて、ここでの注目点は「復讐」です。これはつまり、当時を生きていた者たちは、暗にノルが殺しちゃったということを言っているのでしょうか? 私の読解力が足りなくて、判断できないです。
★生産機
イヴリン「次は、そこにる男をも二世代目の生産機にしてしまうのですか」
⇒「そこにる男」の誤字脱字は無視するとして、生産機扱いだと、やっぱり機関であってるのかなぁ
★―と…の併せ技?
フィリス「救世主様も、もっとそこらへんを伝えて――……あげてますわね、おそらく」
⇒これ、本当に正しい使い方なの?
誤字脱字の例
フィリス「ということで、ノル様には元気に生きてなってもらうことが罰です」
⇒元気になって生きてもらう
もう間違いすぎだろ。ライターも最後になってダレてきてるだろう、これ
誤字脱字の例
フィリス「お腹の子はノル様が元気になれば、回復の兆しが見られるであればやることは明白」
⇒「見られるであろうことは明白」と声優さんがちゃんと読んでいるのが、なんか可笑しくなってしまう
★この意味するところは、何?
ノル「ありがとう…………ありがとう皆の者……まことに、ありがとう」
ノルは嬉しさを噛み締めながら感謝の言葉を口にする。
でも何故だろう、どこかその言葉は俺たちに向けられていない気がした。
⇒では実際には、誰に向けられた言葉なんでしょうか?
●ハーレムルート
このルート、誤字脱字が沢山あるのですが、もうライターも疲れちゃったんですかね。それにしても、エロゲーって、どうして文章をチェックしないんですかね。シナリオは大事とか言っておいて、実際の生産物(テキスト)の品質管理はしないってどういうことなのよと、ゲームしながら、いつも思うのですが。
(小説とかだと、あり得ないでしょう。それともラノベとかは、誤字脱字だらけなのでしょうか?)
誤字脱字 or 声優さんの読み間違い?
デルヴァ「ゆえに、経験不足で面白くはないとは思うが……それでも役目は、きちんと果たそう……もっと動かせ……」
⇒「面白くないとは思うが」と読んだ。恐らく「は」が重なるのを防ぐためだと思う。どちらかの「は」はいらないので。なので、声優さんの方が良いとは思う
誤字脱字の例
フィリス「そうですわ。せっかくこうして一時的であったとしても……こうして両陣営のエルフが集まったのです」
⇒声優さんは、次の様に読んだ。たぶん、これが正しい
「そうですわ。こうして一時的であったとしても……せっかく両陣営のエルフが集まったのです」
誤字脱字 or 声優さんの読み間違い?
フィリス「それを可能な限り、2種族の皆の印象に鮮烈に残るであろう『和平の儀』にいたしましょう」
⇒声優さんは、次の様に読んだ。何か指示があって直したのかな、「鮮烈に」の位置
「それを可能な限り、鮮烈に2種族の皆の印象に残るであろう『和平の儀』にいたしましょう」
声優さんの読み間違い例
ルーシェ「……ん、そうね……っ。最初は恥ずかしくて、やせ我慢だったけど、今は……っ」
⇒「だったけれど」と読んだ。ただ、この方が良いかも
誤字脱字の例
ノル「薬で射精量を増やしただけじゃというのに……ンッ、に、肉竿が……っ、ドンドン大きく……んぐぅっ!?」
ノル「フィリスめ、わらわの……んぃ……注文以上のものを勝手に……ま、まあ良いわ……」
⇒★フィリスじゃなくて、ルーシェなのでは。もう誤字脱字の範疇じゃないよね
★初めて知ったこと
ミズリィ「先に受精すればいいのね……いいわよっ。そんな簡単なことミズリィの独擅場なんだから」
⇒独擅場って「どくせんじょう」って読むのか。声優さんすごい
国語辞典では、「どくだんじょう」と読むのは誤読による慣用で、その場合は「擅」ではなく「壇」と書くとなっていた
誤字脱字の例
それどころか、3日感は性的な物に触れるのもイヤになりそうな、すっからかんの状態って感じだ。
⇒3日間。それとも、本当に「3日感」が正しいのか。もしそうだったら、その感性は凄いと絶賛しちゃいますけど(笑)
誤字脱字の例
ソルベ「……狭いのって……えっと? イイの? ワルの? わかんないから、ままに聞いてみよーっと」
⇒ワルイの? ★それにしても、ひらがなに対する長音符「ー」の使用って、正しいの?
以上です。いや~、評価していない割には、随分と書きましたね。実際のメモは、この倍はあるのですが。もしかして、自分では気がついていないだけで、けっこう気に入っているのでしょうか(笑)。
◎その他
本作とは何の関係もないのですが、記録しておきたいことがあります。
このサイトでは、参照回数のカウント処理にある不具合を抱えておりました。具体的には、何かのタイミングで確定した参照回数がリセットされずに累積的にカウントアップし続けるという不具合です。
私は自分の長文感想に、時たまその不具合の状況をリポートしておりましたが、直近だと3/12~3/16にかけて発生しておりました。この期間は、ちょうどこのサイトの大規模メンテナンスが実施されていた時で、データセンター運用に一時的に切り替えたタイミングで参照回数がリセットされなくなり、データセンター運用からの切り戻しによって直っておりました。
私は、あぁ、また長文感想の参照カウントがおかしな値をたたき出すんだろうなと思っていたのですが、実はそうなりませんでした。どうやら、リセットされなくなる根本原因は直っていないみたいですが、不具合発生時、累積的にカウントアップし続けない様な対策はしたみたいですね。そのため、本不具合に関する私のリポートも、今回で最後となります(そうであって欲しい)。
2017/07/03追記
ごめんなさい。大法螺を吹きました。長文感想の参照カウント不具合、全く直っていませんでした。
2017/06/03~2017/07/02で発生(06/07から連チャン開始。07/02 朝に対処)
これだけ長期間に及ぶと、自称1万カウント越え長文感想が、わんさか発生しておりました。
⇒2017/07/21:管理者様より不具合を直したの報告がありました。これまでの不具合時のカウントは直りませんが、今後のカウントは信用できることに……たぶん。