SCAR,MK48,M4,M82,89式…この辺の単語に反応する方は是非。
先ほどクリアしましたので、ネタばれをしない範囲で感想を。
●ストーリーについて
公式HPを見ればわかると思いますが、簡潔に纏めれば宇宙人的な存在とドンパチする物語です。
ストーリーは基本的に1本道で、そこに各ヒロインで異なるイベントが入る形ですので、個別√は短いです。
お気に入りのヒロインから攻略すべきかと思います。
内容は序盤に異能やらなんやらが出てきて、ミリオタとしては微妙な気持ちにさせられましたが、
手から炎を出したり、大剣を振り回すのではなく、ちゃんと銃撃戦をしていたのは個人的に好印象でした。
また、ヒロインは可愛く、男性キャラは渋くとキャラクターは素晴らしいです。
日常場面ではヒロインとのイチャラブを、戦闘シーンでは男性陣のカッコよさをと適材適所で内容を盛り上げてくれます。
ただ、ラストのまとめ方が少し強引だったかなという印象を受けます。
真相は闇に葬られ、全部裏で終わっている感じです。
筋は通っていますし、納得できる終わり方ではあるんですが…
●CGについて
上で述べた通り、キャラクターは素晴らしいです。特に愛ちゃん。可愛すぎます。
ハードボイルドな作品と見て挑んでみたら、日常パートは高品質萌えゲーでした。
銃の描写も適当なゲームが多い中、非常に銃への拘りが感じられる作画です。
銃だけでなく、T-1やらM2やら553?と力が入ってます。さりげなくMBUSも。
イベントCGもキャラが崩れることもなく高品質です。
●不満点
上でも書いたように、やや終りが唐突な感があり、個別√も共通√に挿入されますので、総合的に短く感じます。
正直なところ、この量でフルプライスはちょっと高いかなぁと。声優さんが豪華なので仕方ないかもですが。
それから、これはADVの宿命ですが、戦闘シーンが1枚の背景と立ち絵で淡々と表現されますので、臨場感は不足気味です。
でもシナリオが上手いので、文字を読むのに集中していれば気になりません。
また、拘らない人は気にならないと思いますが、戦闘中SCAR-Hの装弾数が30連と描写されるミスがあります。
SCAR-Hは20連マガジンのはずです。30連はSCAR-L。
こんなのは上げ足とりであることは重々承知ですが、一言感想に反応した諸兄は違和感を覚えるのではないでしょうか。
●総評
なんだか偉そうなことばかり書いてしまいましたが、銃が好きで愛ちゃんラブな方は即買いです。
銃好きで様子見している方にも購入を勧めますが、銃が好きでない様子見の方は…中古価格がこなれたときが狙い目です。
万人受けはしない作品ですが、CINEMATOGRAPHさんには今後もこのような作品を出して頂きたいです。
また予約して買いますので。あ、FDでもおっけーですよ。
それでは、この駄文が皆様の参考になりましたら幸いです。長文失礼いたしました。