楽しいかと問われれば楽しいと答えるだろうなぁ。
内容は個人的評価でございます。
売り物(?)であるアニメーションが非常に微妙。
動作が画面全体に広がったために見にくくなった。
内容もエロくないし。
これは大きな減点材料と成らざる負えない。
エロシーンは「メイド剣」と比べ気持ち減ったか?
う~ん、微妙。。。
主人公の性格はほぼ一貫してエロで熱血。
良かったと思います。
絵はかなり好み。
背景もよさげで人物絵とマッチしてました。
デフォルメキャラはちょっと崩れ過ぎかなぁって気が。。。。
動きはままありまして。
立ち絵も多めで異質なモノはなく良かったと思います。
一番気になったのは玲於奈の蹴りの図でしょうか。
アレはバランスが悪い、脚がキモイ。
でも全体的に絵は問題なかったですね。
あかざ氏の絵は優しくて柔らかくて好きなんで。
テキストで笑わすって力は弱いので前半の勢いがあった時は良かったんですが個別ルートに入ってからは、ちょっとね。。
それでも前半の共通部分はなかなか面白いと思います。
ただよく言われるようにパロネタの出所が判る判らないがかなりゲームの好感度を左右すると思いますね。
でも通常それなりのエロゲ知識を持った人なら普通に笑えるんじゃないかな。
ハルヒネタはかなり多かったですね。
そもそもブリッジ3人の性格・容姿がパクリっぽい?
個別に入るとシリアス色が濃くなって笑いネタが薄くなります。、それでいてシリアスも内容が薄かったり。。。
さて、前半コメディをやって死者が出ないとしてしまった点で後半のシリアスが人の生死を関係させたで終わりという墓穴を掘った状態になりました。
それでいてもやっちゃったんですね。。。。
ちょっとルート別に感想を。
なお順番は自分がプレイした順。
空ルート
これはこれで良いかなと。
・・・俺が長門やタバサに弱いのまるわかりですね。
うどんアニメは必須だったと思います。
玲於奈ルート
あの野良犬台詞は良かったですね。
何かのパロでしょうか?
締め方もアレで問題ないでしょうが。。。
玲於奈の声のノリの悪さ(テンションの低さ)がシーンの盛り上がりを押さえてしまっているような。。
声が合っていないのかテキスト表現力の力不足か。。。
折角良いキャラだったのに。
もっと濃く濃く熱血してくれたなら良かったか?
期待が大きかっただけに愚痴が出ますね。
しかも掘った墓穴に片足突っ込んじゃってましたし。
(爆破したって死者はでないから問題ないんじゃないかな?)
ヒカリルート
ヒカリの傍若無人さが全く生かされておらず中途半端にシリアスをしてしまっているのでなんとも締まらない。
ギャグで通してしまえば良かったのに。
適材適所を実行していない実例。
そんな気がしたから3番目に回したのにそれでも内容不足。。。
これも掘った墓穴に見事。。。。
(攻撃されても死者が出ないんだから町が壊れるだけなんだよね~)
伊月ルート
おもいっきり墓穴にダイヴ。
伊月どころか一般人も死なないんだから人質って茶番劇じゃん。
何も面白みなし。
きょぬーも好みじゃないし。
ん~、もっとジェクトに対する熱意を語れば良かったと思われます。。。
巻子ルート
これを最後に回して良かった。
最後までテンションを高く引っ張るように頑張っていたのが伺えました。
楽しく最後まで遊べました。
脇役3人エンドルート
これは存在自体が良かったです。
サブキャラも大切にしているって感じましたよ。
おまけ
必須ですw
声優さんは良いところを集めていましたね。
二役の人が多かったですけどほぼみんな上手に演じてました。
ヒカリの声はかなり良かったです。
あのハイテンションさは大事ですね。
「死ねーーー」をあれだけ爽やかに言えるのは大切です。
それをシナリオに生かして欲しかった。。。
それと繰り返しですが玲於奈のテンションの低さは面白さを割り引いている気がします。
更に草柳さんの声は聞き慣れているので別人に聞こえにくくて。。。。
男性キャラは潔く声無しで、これは良いでしょう。
BGMは量は少ないですがなかなか良かったです。
ですが、なんで使用している曲を全て聴かせてくれないんですかね?
「メイド剣」のときもそうでしたけど。
俺はどんな曲でも気に入れば延々聞き続けます。
クラシックから歌謡曲、エロゲのBGMも。
だから使用曲は全て聞かせて欲しいです。
「ジェットコースター☆LOVE」なんてバカっぽくてお気に入りです。
OPテーマ、EDテーマはまぁ合格ラインでしょう。
ゲームの雰囲気を大体表していると思います。
さてさて。
気になるところ。
なんで経過日数を表示するんですかね?
出会って10日でやっちゃうって変だって思わないんですかね?
「メイド剣」の時もそうだったし。
時間的なリアル感っていうのは例えバカゲーでも押さえておいて欲しいです。
要するに表示しなければ良いんですよ。
結論は、発売されたタイミングが良かったということですかね。
強力なライバルもなく、そつなく纏まっていたのも勝因でしょう。
ただ、繰り返しプレイしたいかというと首を傾げます。
生物のような面白さを持っているので積まずに旬である今、プレイしておいて欲しいエロゲーですね。
(6月30日改訂・追記)