感想
めっちゃ面白かった……。
各ルートで品を変えて、情報小出しにして、ほんと飽きさせない。
からの全部持ってく所長√、鳥肌と涙止まらなかった。
伏線、ミスリード、世界観設定、全部ライターの手のひらの上だなぁ。
話の締め方もすごい刺さった。
きれいだけど切なくて、余韻。
所長の最後のえっちシーン切なくて切なくて、迷ったけどPC版買って良かった。
そしてもうビジュアルからしてこうなる気しかしなかったけど、所長好きすぎますね。
かっこよすぎるわ。
他のヒロインもみんなよかった。
蓮なんかはシナリオ含め、思い描く大正の恋愛に近くて魅力的だったね。
冬茜トム、世界観から伏線から「作り込まれたゆえの魅力」で圧倒してくるくせに、最後の最後で純粋に感情揺さぶってくるのずるい。
いやそれすらも作り込まれてるんだろうけど。
なんて言うか、プロット段階でこれ絶対おもしろいやろってくらい作りこんでるのに、結局プロット以上の迫力を感じるというか。
魅力的な設定明らかに過多だろってくらいぶち込んでくるのに、風呂敷たたみ切るのもバケモン。
あとあと、この人の知識量どうなってんの?
日本史、国語、物理って文理関わらず知識量豊富すぎないか?
あらゆる分野で、ちょっと調べて話に組み込むとかそういうレベル超えてたが。
梱枝りこのイラストも最高すぎるんや。
何度も言うけど所長がビジュアルから強すぎる。
曲もBGMも雰囲気に合ってて良かった、とても。
背景のイラスト細かいし美しいし豊富だし良かった。
現代とかけはなれてる魅力的な世界観だからこそ、背景の貢献は大きいかなと。
呑気にエロゲやってられる時代に感謝。
さくレットの終わり方についてちょっと考えたこと。
過去に残ることを決意する各ルートと、未来に戻ることを決意する所長√が対比的。
なのにどっちも最後のHシーンで覚悟決めてるのが面白い。
所長√であの事実が明かされる以上必然的にこの構図になるわけだけども。
この事実ひとつで、「未来に戻る」の受け取り方が変わるのも面白いな。
所長√でのみ最初の依頼を完遂ってのも、やっぱりきれいな終わり方だと思う。
切ないけど!