ヒロインによって個別ルートの落差が大きい
カフェやファーストフード店もない、緑や田んぼに囲まれたド田舎が舞台。
ただ、せっかく神社の家に下宿しているのに、神社らしさがあまり見られなかったのが残念。
巫女服着てたのもハンナのみだし。
攻略順が決まっており、少し面倒です。
(綾乃orハンナorまな→狐憑き→容→瞳)
肝心のシナリオが壊滅的。OPや絵で期待するとがっかりします。
容や綾乃ルートは想像以上に中身がない。
容のけだるい無気力キャラに魅力を感じ期待していたのに、少し屋上で話しただけで即相思相愛になりHして終わりとは。
結局主人公が鈴の音が聴こえなくなった理由も明かされず。
ハンナとまなルートのシナリオは、ベタでもまだ丁寧に描かれていて好きでした。
まなルートの夜の旧校舎探索で、捻じれてしまった時空に飛ばされた時はちょっとスリルがあった。
主人公は薄々気付いているのに、同じ会話を繰り返している事にまなが気付いていなかったり、
一階にある部室が二階にあったり、延々と階段や廊下がループしていたり、「いつになったら抜け出せるんだ」と主人公の心情とシンクロしました。
瞳の声はおばんくさくて合ってなかった上に、ごり押しで意見通す性格もちょっと。
ただ、狐憑きの時は好きです。化け狐は人外なのに、妙に人間味があって妖艶でエロかった。
余談ですが、まなのキャラデザが「星彩のレゾナンス」の凪岐と似てて、個人的にニヤリとしました。
ぼっちで変わり者扱い、変わった喋り方、低身長ロリ顔、無造作ツインテールに縞ニーソにマント、
主人公より2つ年上の先輩と共通点が多い。