独特の狂った世界観がクセになる
異常に体裁を気にする閉鎖的な進学校が舞台。
というか集団レイプや殺人といった犯罪を揉み消せる時点で、「法治国家とは?」となった。
背景が実写で陰鬱なBGMと相まって、世界観に没入しやすかったです。
こんな学校絶対通いたくない。
進学校で成績優秀者設定なのに、モブのレイプ野郎達のセリフがとことん頭が悪そうで
毎回凌辱シーンで胸糞悪くなりました。
胸糞、不快な展開が続く中、ほんのわずかな希望の光が描かれている様は、まさに救いでした。
遥はずっと理緒のそばにいてくれることでしょう。
幼馴染のまあ君はほとんど見せ場はなく、とことん空気でナヨナヨした情けない振る舞いにがっかり。
理緒や遥に想われるほどの良さが全く分からなかった。
理緒の事を促されてやっと思い出しても、理緒への対応は最後まで他人行儀で薄情。
正直、遥と三人で仲良く支え合うような度量は期待できそうにない。
女キャラは真実が報われたラストが本当に嬉しかった。
あの歳で一人で生きる覚悟を持っていて、冷静に将来や現実を見据えているようで、ずっと寂しかったんだろうな。
Hシーンが唯一ないキャラですが、そういうキャラではないので納得。
男キャラは寺田さん一択。
人間臭さや優しさを持ちながら、長年温めていた計画を完遂した彼に乾杯。