システムを改善してリメイクして欲しい
CGが美しく、登場人物の過去の記憶や思考が文字になって宙に浮かぶシチュエーションが斬新。
ただ2001年の作品という事を抜きにしても、システムが不親切でした。
バックログやスキップ機能がなく、常に強制オート仕様なのはストレス。
「~なの?」「~でしょ」といった、主人公のナヨナヨした口調や、序盤の葵の理不尽暴力ヒロインっぷりに我慢できれば、結構楽しめました。
美しい背景が多く、食事シーンでも皿の中身が徐々に減っていく仕様等、演出が凝っていました。
それだけに、ラストの駆け足っぷりが残念で、もう少し練って欲しかったです。
最終日に嵐が止み、地下を巡った後、お目当てのヒロインと施設を脱出する展開はほぼ同じ。
結局せんせいや柳は何者だったのかも不明。
そういえば、ほぼ同時期に発売された他メーカーの作品と作風が似ていたのは驚きました。
(山奥の洋館風の病院で、患者の主人公が、他の患者やそこで働くナース、女医と交流する内容で、奇しくもナース役の一人は声優さんも同じ)
面白い偶然もあるものだ。