みじかうっすーいロミオ。でも飢餓状態の僕らは飲むしかないのだ
ああオクルトゥム。
短いとは聞いていたがおたまのような最終ルートは少しあると思いこんでいた。
各ヒロイン終わってさて、と思ったら全部埋まっていて驚愕したのであった。
話自体は興味ある内容だったから前のめりで読んだし、虚淵やランスやきのこやうめてんてー(おたまでもサナララネタ入れてたな)ネタとか元ネタを思い出すのは楽しい時間だった。
あとクロスチャンネルを思い出させるような「資格」の話とか、積み木とかはグッときた。
さらっと読む分にはいい作品だと思う。世相を斬らない拡大版、みたいな扱いで。
ただまぁロミオが好きなだけに、何でエロゲ制作ネタなのにエロゲじゃないんだよおおとか、オチオチ言っといてだーさんとかユウカのオチはなんも響かねえ、二部どこから? ってレベルだったとか良い点もどんどん霞んでくんだよなぁ。
過去の作品はさ、余韻あったよな?
あんまエロエロ言いたくないが、シナリオの尖った部分まではなくしてほしくない。
文ちゃんを本郷明と比べるのはちと可哀想だが。キャラも弱い。
まぁ過去懐かしんで現状に喝だとか逆になんも危機感ない肯定話ってわけでもなかったから自分としてはこの点数である。
こういう作品作っといて、名作への野望を失ったとは言わんだろう。
あとこれで業界に興味もってくれるやんぐぼーいもいる……はずなので期待を込めて。