思ったよりいいじゃんか!
さて前評判はあんまりで、点数も芳しくないですが何気に良い評価と長文が多かったのでプレイ開始。
-----時間経過-----
良かったっ。
まず、ましろさん。物語の屋台骨ですねぇ。
あまりに純真で、ひたむきすぎてコソかゆくなるかも知れないですが、自分の理想・求める姿を追い求める姿は非常に好感をもてました。
それは、主人公も他の3ヒロインも然りですね。へたれ主人公が嫌いな私にはとても気持ちよい描かれ方でした。
まぁゆみなの描写と位置づけは曖昧でしたが・・・、そう、散々不評をならされている
今年エロゲ界随一の不憫なアメリも、「己が視点での正義」いや、語弊があるなぁ。
きちんとした本音で生きている描写を入れればこそで、確かに不快感のあるヒロインになるでしょうが、
それでもライター自らが、描きたい方向性を描ききったのだと感じ、不快さは出ませんでしたね。
これも受け止める読み手側の感性や視点なので、人によって異論が出ることはどうしようも無いでしょう。
青臭い論理と価値観、本音と建前の使い分けが大事なのですが、ゲーム内くらいは素直に表現しても良いと思える好例でした。
絵・システム・音楽・シナリオ・テキストどれを取っても間違いなく良作といえる良い物でした。
開発スタッフに感謝を。