掴みは弱いがそれ以降はずっと楽しめるので信じてしばらくプレイしてほしい
Season1序盤の掴みがあまりにも弱くしばらく寝かせてたのですがついにクリア
Season1最後で熱くなり、Season2ではワンダリングドッグを応援し、Season3では度重なる辛い描写で鬱になり、
と各シーズンで感情をめちゃくちゃに振り回されるとても良いゲームでした
一番好きなのはSeason2ですね
落ちこぼれだった子供たちがワンダリングドッグとして自分たちの能力を生かして成り上がっていく様は非常に燃えました
悪役の王さんも良いキャラしています
醤油戦争という戦わない抗争の描き方もかなり面白く読めました
竜騎士さん、マジでこういう所帯染みた話を書かせると日本一だと思うんです
あと好きではないですが一番心を動かされたSeason3
ガブリエルという悪役の造形の妙、そしてあまりにも非情な名ありキャラの死亡描写の連続
特にプリンのシーンは本当にしばらく引きずる重さでした
こんな感じでどのシーズンもかなり楽しめました
ただそれだけにLast Seasonが他シーズンに比べて短い&練りこみ不足っぽいのがもったいなかったです
リチャードとローズの対峙シーンなど好きなところは多いし、大オチもとても希望が持てて好きなんですが、今までのSeasonではかなり入念に描写されていた準備があまりにもトントン拍子で進むのでちょっとだけ冷めてしまいました
あと1950年後の登場人物の描写が本当に皆無なのももうちょっとさあ~!ってなってしまいました
想像の余地があると言えばそうだし、そのお陰でしばらくこの作品のことを考えてしまいそうではあるんですが…
Specialでそのあたりやって欲しかったなあ…一枚絵はすごく良かったけど…
総括するとかなり楽しめる良いゲームでした
やっぱ何だかんだ竜ちゃんはすげえよ