いつでもこの時間がゴールデンタイムなんだ・・・。
サガプラの起死回生作品だと思います。
四季シリーズの夏から私は右肩下がりに感じていましたが、
ここにきて、大変素晴らしい作品でした。
伏線も散らばしていって、色々な√で回収していってtrueで・・・
という所が良かった。
私は特にシルヴィが好きなんですが、彼女のノーマルENDはもうちょっとなにか捻りが欲しいなと思ったのですが、trueで救われました。
大人びたシルヴィに彼女のCGあの一枚で、あぁ良かったなぁと本当に感じました。
主人公の言動で一喜一憂するシルヴィが特に好きです。
本国のいざこざ云々は無くて良かったとも思います。この作品は理亜のためのシナリオだったため濁してしまうんじゃ無いかと危惧してたので、、、シルヴィ好きの私は正直シルヴィの突っ込んだ話が欲しかったんですが、作品自体を駄目にしてしまう可能性もあるので結果よかった。
玲奈は有耶無耶の関係でズルズルいく展開に関しては個人的にあまり好きではないのですが、主人公の話が特に好きでした。展開は好きではないものも玲奈という女の子は惹かれるものがすごくあります。
茜ちゃんはthe王道キャラゲーっていう感じでした。告白シーン等もすごい好きです。直球ストレートな彼女は女の子してる姿がまぶしかったです。
エルについてはメインにつなげるための布石のような√でしたシルヴィの出生、関係性、どう育ってきたのかというシルヴィのためのような√に感じました。背中を向けた2人のCGが本当に好きです。
理亜は何を書けばいいのかわからないんですが、理亜の人生は2人に出会えて人生が大きく変わったんだ、幸せになれて良かった、人が単純に死ぬっていうシナリオではなくエピローグで闘病のようないつ死ぬか分からないって状況でこのただ普通の日常に大きな幸せを感じれるというプレイヤーにも伝わる演出で私には効きました。
「格好よく生きよう」、理亜のために自分は格好いい彼氏が出来ているのか。不安な主人公にかけるシルヴィの言葉にもグッときました。
最後の最後のCG、演出には泣けました。照れ笑いの理亜、兼ねてからの約束の結婚式には新しいシルヴィの金色のウィッグ。長さが変わっていて気付いて泣けました。
シルヴィの初恋はソーマ君だを押してたのに√の最後には初恋相手をぼかしていたのは気になりました。シルヴィ、理亜間での約束やカミングアウト等は当時のシーンでは出てこなかったので真実が定かではないので、すごく気になってる部分です。
サガプラはこれからも新島を起用していく方針なのかは分からないですが、この機に新島を一切に起用しないでほしいと思いますし、さかき傘を抱えていって欲しいです。
ライターひとつでブランドイメージもガラッと変わる事もこの作品で思い改めました。
サガプラの好きな所はメイン絵師を変えないところなのでこれからも変えないでいただきたいです。
シルヴィ、マリアのHシーンはこれからもお世話になります。
久々の長文感想でした。