降り続ける雨の意味。そして人間の表と裏。
トルタエンドは、後の話のための布石。
ファルエンドは、人間の汚い部分を描き、その部分を含めて自分を愛して欲しいという想いを上手く表せていた。そして、このシナリオを終えると、その後にプレイした時にファルやアーシノの印象が変わって見える。
リセエンドは、進めるごとに鬱。最後は・・・。ただ、なぜクリスの「雨」の事（傘やタオル等）を受け入れていたのだろう？
そして、al fineはこの作品の核。降り続ける雨や嘘の事が明らかになり、一気に視界が開ける。
一連の展開が非常に良く、最後は感動した。シナリオの深さについていけない所もあったが、全てを終えた今、良い作品であったと言える。
各キャラの曲の歌詞は、それぞれの心情を良く表していてとても良い。
奇しくも、この作品をコンプした今日5月5日は、音楽を担当された岡崎律子さんの命日だった。