総合的には楽しめましたが・・・
シナリオの軸を根底から否定する事になるかもですが
魔王は普通に京介でも良かったかな。
裏をかこうとしたのかもしれませんが納得のいく魔王ではありませんでした。
個人的にすれ違い演出が好きなんで
ハルが京介の事を魔王だと疑っているとこなどは好感触でした。
やはり、ありきたりでも良いから京介を魔王にして
内部からグチャグチャにしてほしかったです。
犯人が判明していても古畑○三郎のように楽しめたりする作品はありますし。
京介VSハルのほうが普段の二人の漫才のようなやりとりを知っているので
より感慨深い気がします。
それと五章でしたっけ?何か少年少女が暴徒化したみたいですが
膨らませすぎて自滅しちゃった感じがします。
いやね、作中でも何度かでてきますが
マジでモヒカン頭が出現しそうなんですがw
何か絶体絶命都市みたいに脱出がメインで
推理よりもアクション要素が強め?みたいになってます。
少々ごり押し感がありダレた章でもありました。
そしてED。正直これで終わりなの?という気持ちでした。
ED後にエピローグかと思ったら最終章だったんですね☆
最終章の計画ですが魔王の計画は完璧だったとあります。
素人の私が言うのもなんですが
あれは完璧なんですかね?何か些細な事で失敗しそうにみえたんですがw
それと『勇者を護る仲間になる!』よりも『勇者を護る勇者になる!』みたいな
意味不明な事を言ってくれたほうが良かったかも。
ハルにとっての勇者は京介なんだろうし。
何か批判的な事ばかりですが所々で泣かされたりもしたので
良作だと思います。ですがプレイ後の率直な感想は惜しいでした。
個人的に好みの設定でしたので、より強くそう感じたのかもしれません☆