そこまで陰鬱な雰囲気になっていない輪姦ゲー。陵辱というよりは奉仕にちかいです。
選挙で票をあつめるために本来敵である女性生徒会長を篭絡し手駒として使っていくお話です。
こいつらを抱かせてやるから俺に投票してねーということですね。
主人公である男性生徒会長と女性生徒会長との選挙なので
楓香が選挙を辞退すればいいだけのようにも感じましたが
主人公曰くそこはちゃんと勝負して勝たなきゃいけないらしいですw
ヒロインたちからしたらいい迷惑ですよね!
しかしながら輪姦という名の奉仕にノリノリではないにしろ
それなりに主人公には従順でしたし暗い雰囲気にはなっていません。
輪姦といったらどうしても悲惨なイメージがありますよね。
この作品でもちょっとした抵抗はありますが口で憎まれ口をたたくくらいで
基本的には最初から諦めモードというか従順です。
そんな感じで票集めの奉仕という流れなのでヒロインたちは基本「ヤルならヤレ」みたいな、
さっさと終わらせたいがための軽いノリです。
だからこそ真希が尊敬している先生とするシーンは妙に興奮しましたね。
「ヤルならヤレ」というスタンスだった真希が奉仕するのに抵抗や照れを見せたのが新鮮でした。
メインヒロインでもある楓香は輪姦奉仕が始まるころには
ある程度主人公に夢中になってしまっているので陰鬱な雰囲気になってなかったんだと思います。
最初のころは輪姦されても満足できず主人公に抱いてほしいと懇願するほどでした。
輪姦より主人公に抱かれるほうがいいというスタンスは最後まであったと思います。
基本楓香 はエロいんで一度スイッチが入るとそのまま突っ走る感じですかね?w
真希と子鳥は輪姦シーンがほとんどで主人公とするシーンのほうが少なかったように思えます。
個人的にはもうちょい主人公との絡みもほしかったかな。
楓香一人で男どもの相手をしていたことに申し訳なさを感じ、
楓香の負担を減らすために主人公に従うような感じです。
この二人も楓香のためという心の支えがあるので基本的には従順です。
楓香は主人公以外じゃあまりイケないような描写がありましたが
真希と子鳥は結構簡単にイキますね、そういった楓香の描写の穴埋め的ポジションでもあったのかもしれません。
生徒会という設定と票集めの奉仕活動という名目が妙にマッチしていてエロかったです。
投書箱に「ヒロインにこんなことさせたい!」などの希望が投稿されており、
主人公はそれらを実行し有権者たちの支持を集めていくのです。
投書箱に投稿されていた内容じたいは結構普通でしたが、
生徒たちの希望がシーンに反映されているというのはエロいと思います。
シーンは軒並み及第点だとは思いますが少しパターン化してたのは残念。
シチュは毎回違っていたのですが基本的にシーンの構成は同じなのです。
男たちに入れ替わり立ち代りで犯される、それが数回によって描写される感じです。
まぁ輪姦の描写って難しいよね。
男がたくさんいるから動かし方も難しいだろうし…
モブキャラが多くいれば色々できそうに見えて実は足枷になってしまってるようにも思う。
大抵やることはどれも同じだよね、穴という穴を塞ぐ感じです。
一応の個別EDはありますが楓香以外は主人公との絡みも少なかったので
EDで妊娠させられててもちょっと違和感というか、
そこへもっていくためにも本編で主人公との絡みをもうちょい増やしておいて
楓香ほどじゃないにしろ主人公に夢中にさせておいたほうがよかったと思う。
輪姦シーンでは主人公はめったに参加せず、
あくまで補佐的立場というか生徒会長らしい運営実行というポジションです。
こんな非常識な事をしておいて「有権者を差し置いて俺が手をだすわけにはいけない」
などという謎のポリシーというかプロ意識がある変なやつです。
そもそも自分が当選して男女平等の学園をつくりたいという気持ちは本物らしく、
本人からしてみれば、いわば必要悪といったところなのでしょう。
色々と惜しいところも目立ちますが輪姦奉仕ゲーとしては佳作だと思います。