もっさりとしたレスポンス、エロとシナリオが喧嘩しているのは相変わらず気になるが、シナリオも育成もやっぱり楽しかった。
クリスティアの感想でも書いたがシステムが不便。
レスポンスもっさり、アクティブゲージカクカク、音量設定が戦闘ボイスに反映されない、結晶装備の廃棄が面倒など
ノベルゲー向けエンジンでは限界なのではと思う。
またエロシーンも一部使いづらい。
回想モードでも冒頭長かったり途中で真面目な会話が挟まったり。
特に後者はエロに水を差すから勘弁してほしい。
あと回想でもマップ移動必要なやつも勘弁。
パーティ人数も増えて合体もあってシーンも多くて、
作者の情熱は凄い感じるものの色々かみ合っていないイメージ。
ネガティブはそんなところ。
シナリオは楽しかった。
イカれドスケベお姉さんの透華とクールな瑠奈、純粋な愛莉という布陣で、
散々な目に合うのがほとんどでも全体的に明るい雰囲気で進んでいた印象。
自宅画面で3人の日常が様々出てくるのもいい感じに和めた。
最終的に3人+心羽が結束・打ち解けていく流れもしっかりしていて読後感がいい。
相変わらず心羽が可哀そうで抜けなくなるのは前作通り。
終盤のシリアスも中々壮絶で引き込まれる。
育成は後半メキメキ強くなっていくので相変わらず楽しい。
戦闘での役割が3人しっかり分かれているのもいい。
今回の結晶装備ガチャも気合入っていて、やっぱり作者の情熱を感じる。
シリーズとしては完結で、ED前に寂しさを覚えるくらいには夢中でプレイできた。
最初に書いたように惜しいところが色々あるものの、
基本的なエロコンセプト含め貴重な作品だと思う。