【ネタばれ有り】尺の短さと主人公のガキっぷりがかなり勿体なく感じる。
■積みゲー消化。
王様が遠征で城を開けている間に母親(王妃)と姉(王女)を自分の物にしちゃおうという話。
先ず思ったのは、内容の割に主人公がガキすぎて大分気持ちが萎えました。
また、10回程度?関係したからと言って寝取れると考えている頭のボケ具合も笑えます。
ただ、実際にそれで寝取れちゃってるので失笑を禁じ得ませんが・・・。
王妃のラムリッサは毎晩のように王に体を求められ、激しい夜の生活を送っているという
設定になっています。
作中では、毎日やっていて急に出来なくなったから我慢出来なくなったという設定で
話が進んでいるのですが逆に言えば、百戦錬磨な訳です。
そんな王妃が仮にも実の息子(ちゃんと倫理観を持った女性です)でしかも童貞で経験も
無いような男に心底なびくわけがありません。
設定的にはシンプルですが嫌いな設定で無いだけに、この辺りが残念でなりません。
低価格ソフトという事でどうしても尺の問題があるのは仕方ないとは思うのですが、設定を
見て期待して購入している人がいるわけですから、出来るならその辺りも考えて欲しかった。
※媚薬を使うとか、弱みを握るとか、そういった工夫は必要だったかな?と
また、主人公の呼び方が「王子」と「坊や」なのもどうかと思いました。
雰囲気に合ってなさすぎてかなりやる気が減衰します。
■総 括
このブランドを買うのは2作目です。
前回は「家族愛 -お母さんとお姉さんはボクの物-」。
この作品の感想も書きましたが、どうもこのブランドの傾向として結末部分で寝取る相手に
見せつけて締めるような感じです。
王に対して王妃を奪った、姉の婚約者に対して奪った、という事実が知られて百害あって
一利無しだと思うのです。
前文にも書きましたことを含めて、なんというかもう少し現実感を持った作品作りをして
欲しいなあと思います。
あくまでも”紙芝居”としては遊べましたし、楽しみもしましたが率先して奨めたい作品
ではありませんね。